相鉄線の走行音
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11000系 10000系 9000系 8000系 新7000系(全廃) 7000系(全廃) 新6000系(全廃)
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20000系 11000系 10000系 9000系 8000系 新7000系(全廃)
11000系 |
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VVVF(IGBT)・140KW |
製造初年:平成20(2008)年 |
老朽化した7000系や5000系を置き換えるため製造された車両。JR東日本のE233系と共通設計となっている。こちらも10000系同様JR東日本新津製作所製の車両も存在する。10両固定編成のみの存在で、線内10両編成の運用に他形式と共通運用で入っている。E233系と共通設計だが、JR線直通運用には使用されていない。
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10000系 |
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VVVF(IGBT)・95KW |
製造初年:平成14(2002)年 |
老朽化した新6000系や2100系を置き換えるため製造された車両。JR東日本のE231系と共通設計で、平行カルダンとステンレス車体は相鉄では初の採用となった。JR東日本新津製作所製の車両も存在する。ラインカラーは8000・9000系(いずれも登場時)の赤系ではなく、6000系を思わせる緑とオレンジとなった。その後、緑の部分は青に変更となり、全車完了した。10両固定編成と8両固定編成が存在する。10両固定編成は5M5T組成であり、本家E231系には無い1M車が組み込まれている。2019年から機器換装が、2020年に第1編成の車体のリニューアル工事が行われた。機器換装の内容はE231系0番台や500番台と同等で、JR東日本長野総合車両センターで実施された。車体のリニューアルは、かしわ台車両センターで実施され、YNB化が行われたが、室内灯の調光機能やドア上のLCD化は見送られており、簡易更新となっている。その後も機器換装は続々と行われているが、YNB化は行われておらず、YNB車は第1編成のみとなっている。
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9000系 |
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VVVF(GTO)・180KW VVVF(IGBT)・180KW |
製造初年: 平成5(1993)年 平成25(2013)年(IGBT機器) |
8000系と並行して増備されたVVVF車。日立製作所製の8000系に対しこちらは東急車輛製となり、同時期に増備される競作の形となっている。編成は8000系同様6M4Tの10両固定編成のみ。車体が塗装されている点、主電動機出力が180KWである点、MGが廃車となった旧6000系の流用となっている点などが8000系と異なっている。また、相鉄では唯一分散冷房装置を搭載している。制御装置は東洋製。2013年より制御装置の更新が始まり、JRE233系近郊型と共通の日立IGBTの装置に換装され、2014年までに全編成の換装が完了した。また、2016年からは内装のリニューアルが始まり、車体の塗装は「YOKOHAMA NAVYBLUE」と称する濃紺色に変更された。なお、第1編成のみリニューアルの対象から外され、2020年に廃車となった。
走行音動画のページに9000系の車窓動画があります。
GTO(消滅)+ステンレス製ドア |
9101(廃車) |
快速 湘南台 |
緑園都市→ゆめが丘 |
90km/h |
'12.3.1録音 |
音(YouTube) 8:33  | SP-TFB-2 |
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8000系 |
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VVVF(GTO)・150KW |
製造初年:平成2(1990)年 |
大手私鉄の仲間入りなどで意気の上がるなか製造されたフルモデルチェンジ車。新6000系以来となる広幅車体が採用された。洗練されたスタイルで人気がある。この系列では走行性能を考慮し、モーター出力は150KW、6M4T編成となった。10両固定編成のみの存在である。8000系と9000系は日立製作所と東急車両の競作となっている。どちらも伝統の直角カルダンだが、その伝統もこの系列までとなった。当初は赤のラインカラーであったが、のちに10000系に準じた色に変更となった。さらに2015年より後期車の制御装置の更新が始まった。制御装置は9000系更新車と同じものが採用されている。また、2020年から車体のリニューアルが始まった。事故で10両が廃車となったほか、制御装置の更新と車体のリニューアルの対象から外された初期車は2020年から廃車が始まった。
走行音動画のページに8000系の車窓動画があります。
GTO(消滅)・回生失効あり |
8107(廃車) |
各停 湘南台 |
二俣川→湘南台 |
85km/h |
'15.2.24録音 |
音(YouTube) 17:08  | SP-TFB-2 |
GTO(消滅)・回生失効あり |
8215(廃車) |
各停 湘南台 |
二俣川→湘南台 |
100km/h |
'15.2.6録音 |
音(YouTube) 16:05  | SP-TFB-2 |
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新7000系 (全廃) |
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抵抗・130KW VVVF(GTO)・180KW |
製造初年:昭和61(1986)年 |
7000系の増備車で車体デザインを変更したもの。最初の2編成は足回りは従来の7000系と共通で4M2T+2M2Tの編成を組むが、分割されることなく6M4Tの10両固定編成として使用された。のちに中間のTc車には転落防止用幌も設置された。第3編成からVVVFとなり、50番台に区分された。VVVF車は4M6T編成で、7751編成のみ2M3T+2M3T、その他は10両貫通編成を組む。その後12000系・20000系増備に伴い2018年から廃車が始まった。抵抗制御車は中間車2両を抜かれ8連2本となったが、2019年と2020年に1編成ずつ廃車され、抵抗制御車は全廃となった。VVVF車についても20000系の増備に伴い2020年から廃車が始まり、2020年11月、最後の1編成が運用を終え、全廃となった。
走行音動画のページに新7000系の車窓動画があります。
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7000系 (全廃) |
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抵抗・130KW |
製造初年:昭和50(1975)年 |
6000系を基本としコストダウンを図ったアルミ車体の通勤車。長期にわたって増備された。角張った車体に赤い貫通扉が印象的である。足回りは新6000系とほぼ共通で、抵抗制御、モーター出力は130KW。歯車比は新6000系に比べ高速向けになっている。11000系・12000系・20000系の増備により廃車が進み、2019年10月、最後の1編成が廃車となり、全廃となった。一部車両は事業用車モヤ700形に改造された。
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新6000系 (全廃) |
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抵抗・130KW |
製造初年:昭和45(1970)年 |
相鉄初の大型高性能車。従来の6000系と併結も可能であることから6000系を名乗っているが、車体・足回りとも旧6000系とは全くの別物。足回りは旧6000系の1M方式に対しM-M'ユニットとなり、主電動機出力も旧6000系の110KWに対し130KWに強化された。歯車比は旧6000系の1:5.44に対し、こちらは1:4.9と高速向けとなった。車体幅は車両限界目一杯の2930mmで、当時の私鉄車両としては日本最大であった。相鉄最後の普通鋼製車体の通勤車である。「ほほえみ号」「緑園都市号」「アートギャラリー号」と、イベント塗装の編成が多く存在したのが特徴的で、特に後者2本は廃車まで標準色に戻されることなく、10年以上イベント塗装で活躍した。10000系の増備と朝ラッシュ時に減便したことによる運用本数の減少のため、2003年8月をもって定期運用を退き、同年11月のさよなら運転を最後に全車廃車となった。
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