京成・新京成線の走行音
(音声のみ/静止画+音声のページ)
・京成
3050形 3000形 3700形 3400形 3600形 3500形 3300形(全廃) 3200形(全廃)
・新京成
8900形 8800形
※動画のページはこちらから
・京成
3000形
3700形 3400形
京成3050形 |
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VVVF(IGBT)・125KW |
製造初年:平成21(2009)年 |
成田スカイアクセス線用に製造された車両。3000形の7次車に分類されるが、各所にマイナーチェンジが重ねられ、番号が区分されたため、俗に3050形と呼ばれている。車体のカラーはスカイブルーを基調に航空機がデザインされている。8両固定編成のみ製造された。足回りは3000形WN車と共通の東洋製制御装置+三菱製主電動機の組み合わせで全編成統一されており、TD車は存在しない。現在6本が存在し、しばらくの間アクセス特急を中心に使用されていたが、3100形増備に伴い、3000形と同じ一般色に変更となり、全車完了した。現在は3400形や3700形・3000形各8連と共通運用で、8連一般運用に就いている。
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京成3000形 |
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VVVF(IGBT)・125KW |
製造初年:平成14(2002)年 |
老朽化した3150形(初代)・3200形の置き換え用に製造された3扉ロングシート車。第1編成は8両固定編成で製造され、その後しばらくは6両固定編成ばかりが製造されたが、2013年に入線した第26・27編成は久しぶりの8両固定編成となった。狭義の3000形(3050形を除く)は、16年に渡り278両が増備され、京成では最大勢力となっている。日車製と東急(→総車)製があり、前者が東洋製主電動機+TD駆動車、後者が三菱製主電動機+WN駆動となっている(制御装置はどちらも東洋製)が、3027編成以降はこの法則が崩れている。TD、WN両駆動方式を並行して増備する、平成以降では珍しいパターンとなった。8連の編成は120km/h対応となり、アクセス特急にも使用されている。
走行音動画のページに3000形の車窓動画があります。
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京成3700形 |
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VVVF(GTO)・130KW |
製造初年:平成3(1991)年 |
3000・3050・3100・3150形の置き換えなどで製造された3扉ロングシート車。増備途中に車体を中心に細かなマイナーチェンジが重ねられた。総両数は100両を超え、車番は3800番台に突入した。8両固定編成と6両固定編成が存在するが、8両固定編成は線内の運用より都営線・京急線直通運用に用いられることのほうが多い。一方6両固定編成は線内の運用が中心となっている。現在24両が北総鉄道に、8両が千葉ニュータウン鉄道にリースされている。制御装置は全車東洋製だが、主電動機は東洋製と三菱製が存在し、前者はTD駆動、後者はWN駆動となっており、3300形以来再び2種の駆動方式が混在することとなった。成田スカイアクセス線開業後は120km/h運転対応工事が施行され、アクセス特急に使用されたこともある。2件の脱線事故により、8両が廃車された。
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京成3400形 |
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界磁チョッパ・140KW |
製造初年: 平成5(1993)年(車体) 昭和47(1972)年(機器) |
3150形の置き換えおよび輸送力増強を目的として旧スカイライナーの初代AE形の足回りを再利用し、3700形類似の車体を新造した車体更新車で、車体は普通鋼製である。足回りは初代AE形から変化はなく、モーター出力140KW、歯車比は1:5.25となっているが、起動加速度は種車の2.5km/h/sに対し3.3km/h/sにアップしている。主電動機は全車東洋製で、WN駆動となっている。120km/h運転には対応しておらず、アクセス特急以外の運用に他形式の8連と共通で使用されている。3100形増備に伴い廃車が始まり、2023年6月現在、残りは2編成16両となっている。
走行音動画のページに3400形の車窓動画があります。
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京成3600形 |
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界磁チョッパ・140KW VVVF(GTO)・130KW |
製造初年: 昭和57(1982)年 平成11(1999)年(VVVF機器) |
老朽化した青電210形を置き換えるため製造された界磁チョッパ制御の3扉ロングシート車。歯数比はAE形と同じで高速域の加速は良くなった。3500形同様駆動方式を全車WNに統一した。主電動機は、東洋製と三菱製があるが、3500形のような、音の違いは無くなっている。当初4M2Tの6両固定編成で製造されたが編成替えが行われ、8連化された。残った先頭車ばかり6両は3700形TD車と同じ電装品で4M2T化された。8連は先頭車がTcのため京急線には直通できず、線内の特急や都営線西馬込発着の列車に使用されている。6連は普通列車を中心に使用されていたが、2017年に中間の2両を抜いて4連化された。一時期8両が芝山鉄道にリースされたが、現在は返却されている。3000形増備に伴い、2017年から廃車が始まった。
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京成3500形 |
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抵抗・100KW |
製造初年:昭和47(1972)年 |
3300形の増備車で京成初のステンレス車。また、京成初の冷房車。足回りは3300形のものを基本としているが、機器の共通化が図られ、駆動方式が WNに統一された。主電動機は東洋製と三菱製があり、音が異なる。近年更新工事行われた際、先頭車の台車を入れ替え、先頭がM台車となったため京急線に直通できるようになった。なお、先頭T台車の未更新車も1970年代は3200形6M車、3300形(いずれも未更新車)とともに京急線三崎口まで乗り入れていた。更新は現在打ち切られており、未更新車は3000形の増備により廃車が進み、2017年2月をもって全車引退した。現在、4連1本が芝山鉄道にリースされている。
東洋車 |
3550 |
普通 印旛日本医大 |
千葉ニュータウン中央→印旛日本医大 |
105km/h |
'13.12.19録音 |
音(YouTube) 7:37  | SP-TFB-2 |
東洋車(空転) |
3550 |
普通 印旛日本医大 |
新鎌ヶ谷→小室 |
105km/h |
'13.12.19録音 |
音(YouTube) 7:52  | SP-TFB-2 |
三菱車(空転・滑走) |
3527 |
普通 西馬込 |
印旛日本医大→京成高砂 |
105km/h |
'13.12.19録音 |
音(YouTube) 38:09  | SP-TFB-2 |
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京成3300形 (全廃) |
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抵抗・100KW |
製造初年:昭和43(1968)年 |
3200形の増備車。車体、主電動機、制御装置は3200形6M車と共通。台車は3313編成までは3200形と同じだが、それ以降は金属バネとなった。老朽化と3000形増備に伴い廃車が進み、2015年2月をもって全車廃車となった。8両が北総鉄道にリースされ7260形として活躍したが、こちらも2015年3月をもって運用を失い、廃車となった。北総7260形の走行音はこちら。
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京成3200形 (全廃) |
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抵抗・75KW 抵抗・100KW |
製造初年:昭和39(1964)年 |
3150形の増備車として製造された3扉ロングシート車。京成初の両開き扉が採用された。合計88両が製造され、3000形(初代)~3300形のいわゆる『赤電』の中では最多両数を誇った。3291~3298の8両はセミクロスシートで製造されたが後年ロングシート化された。初期の20両は3150形と同じ足回りであった(モーター出力75KW)が、後期の編成はモーター出力は100KWと強化し1C6M制御とし、先頭車の後位側はT台車として(当初は前位側がT台車で更新時に入れ替え)、4連の場合実質3M1Tとした。加速度・減速度は3150形と同じで、主電動機も3150形同様、三菱・東洋の2 種。3291編成はVVVF試験車として活躍したが、役目を終え廃車となった。老朽化と3000形増備により廃車が進み、2007年11月をもって全車廃車となった。8両が北総鉄道にリースされ7250形として活躍したが、こちらも老朽化により廃車となった。北総7250形の走行音はこちら。
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新京成8900形 |
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VVVF(GTO)・135KW |
製造初年:平成5(1993)年 |
新京成VVVF車の第2弾として登場した形式。モデルチェンジが図られ、ステンレス車体を採用、帯の色も変わった。シングルアームパンタグラフが採用されている。製造当初からしばらくの間全車8両固定編成を組んでいたが、2014年9月をもって全車6連化され、外された車両は廃車、解体された。なお、6連化時に第1編成はIGBT方式のVVVF装置に換装され、塗装も変わったが、第2編成は従来の制御装置・塗装のまま6連化されている。
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新京成8800形 |
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VVVF(GTO)・135KW |
製造初年:昭和61(1986)年 |
東急9000系・小田急1000形とともに、VVVF創生期に導入された車両。8連12本96両が製造された。1999年から制御装置のソフトが変更され(純電気ブレーキに対応)、音が変わった。現在は全車のソフト変更が完了している。京成千葉線直通化に伴い、全車が6連化された。その際廃車は1両も出ておらず、先頭車改造を伴い8連12本を6連16本とした。また、全車がハイフン付の番号に改番された。
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