東急・横浜高速線の走行音
(音声のみ/静止画+音声のページ)
・東急
5080系 5050系 5000系 3000系 2000系(形式消滅) 1000系 9000系
8590系・8090系(全廃) 8500系(全廃) 8000系(全廃) 7700系(全廃) 7000系(全廃)
・横浜高速
Y500系
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・東急
3020系 5050系 5000系 8590系(全廃) 8500系(全廃)
・横浜高速
Y500系
東急5080系 |
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VVVF(IGBT)・190KW |
製造初年:平成15(2003)年 |
目黒線用の4扉ロングシート車。5000系の目黒線バージョンでラインカラーは紺。当初は予備車確保の目的で2編成が製造された。その後急行運転開始・日吉開業などに伴う増発用として増備され、現在は10編成が在籍する。制御装置は5000系・5050系の日立製に対し、こちらは東芝製となっており、非同期音が異なる。運用は3000系と共通で、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道、都営三田線に直通運転を行っている。相鉄線直通を見越して2022年に全編成が新造された2両を組み込み、8連化された。
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東急5050系 |
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VVVF(IGBT)・190KW |
製造初年:平成16(2004)年 |
老朽化した8000系を置き換えるため製造された4扉ロングシート車。5000系の東横線バージョンで、ラインカラーはピンク。5000系初期車に比べ、座席と静粛性が改善されている。なお、10両固定編成は車番が4000番台となっている。東京メトロ副都心線、西武池袋線、東武東上線にも直通し、幅広く使用されている。なお、2011年以降に製造された4000番台(5000系から編入されたデハ4601~4604を除く)と5175F以降(当サイトでは中期車と扱う)は非同期音がそれまでの車両とは異なっている。さらに、元住吉事故の代替として2016年と2019年に1編成ずつ製造された編成は、主電動機が全密閉式の6極モーターとなり、モーター音が全く異なっています。また、この2編成は、インバーター装置のソフトが変更されており、非同期音も中期車とは異なっています(装置自体は中期車と同じ形式)。東横線にQシートが導入されるため、8連の一部の編成はQシート車2両を組み込み10連化され、4000番台に改番された。なお、5173Fを10連化し4111Fにするにあたり、旧5173Fと5175Fの制御装置がトレードされ、4111Fが中期車音に、5175Fが初期車音となっている。なお、同じく8連に2両を組み込む形となっている4112F以降は、制御装置はそのままで、音も初期車音のままとなっている。
走行音動画のページに5050系の車窓動画があります。
中期車(みなとみらい寄り車端部) |
4910 |
普通 川越市 |
ふじみ野→川越 |
95km/h |
'14.1.5録音 |
音(YouTube) 7:57  | SP-TFB-2 |
中期車(飯能・森林公園寄り車端部) |
4904 |
各停 小手指 |
石神井公園→所沢 |
105km/h |
'16.1.13録音 |
音(YouTube) 21:08  | SP-TFB-2 |
中期車(みなとみらい寄り車端部) |
4909 |
各停 元町・中華街 |
和光市→小竹向原 |
80km/h |
'14.2.11録音 |
音(YouTube) 12:50  | SP-TFB-2 |
中期車(飯能・森林公園寄り車端部) |
4903 |
各停 和光市 |
小竹向原→和光市 |
80km/h |
'16.1.20録音 |
音(YouTube) 15:20  | SP-TFB-2 |
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東急5000系 |
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VVVF(IGBT)・190KW |
製造初年:平成14(2002)年 |
東急の標準型通勤車両として製造された車両。JR東日本E231系の技術が随所に取り入れられている。田園都市線に投入され、老朽化した8500系の一部を置き換えた。ラインカラーはグリーン。現在、半蔵門線、東武伊勢崎線・日光線に直通し、活躍中。2005年より1編成に民鉄初の6扉車が組み込まれ、同年中にもう1編成追加された。その後増備された編成は初めから6扉車が組み込まれており、オール4扉の編成にも順次6扉車が組み込みを行い、試作車的要素の強い5101Fを除き一旦は全編成が6扉車組込み編成となったが、6扉車の組み込み計画が変更され(2両→3両)、この際車両のやりくりが上手く行かなくなり、なぜかオール4扉の編成が復活したほか、一部の編成は2両を休車のうえ8連化し、ラインカラーをピンクに変更の上、東横線に転属した。新造後、しばらくの間営業運転せずに休車となっていた中間車も存在したり(現在は改番の上新造された5050系に組み込まれた)、デハをサハ代用として使用したり(現在は解消)と、当初の増備計画は崩壊。8500系を置き換えることもままならずに製造が打ち切られ、2019年頃まで8500系が最多両数を誇っていた。さらに、2020年度までに田園都市線全駅にホームドアが導入されることに伴い、全車4扉化されることとなり、6扉車を新造の4扉車に置き換えることとなった。4扉化は、2017年5月までに完了し、大半の6扉車が10年未満で廃車となった。ここでは3000系譲りのモーター音が大きい車両を初期型音、静粛性が向上した車両を中・後期車音として扱う。製造時は2002年度製の5106Fまでが初期車音、それ以降が中・後期車音であったが、現在は検査時にモーターが入れ替わっているため、車両番号と搭載モーターは一致していない。
走行音動画のページに5000系の車窓動画があります。
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東急3000系 |
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VVVF(IGBT)・190KW |
製造初年:平成11(1999)年 |
目黒線開業用に製造された4扉ロングシート車。東急初の量産型IGBT車である。最初の1編成は8両固定で登場し東横線で使用されたが、その後6連化され、目黒線に転属した。第2編成以降は6連で製造され、最初から目黒線に配置された。モーター出力は190KW、3M3T編成。制御装置は、奇数編成は日立製、偶数編成は東芝製となっている。相鉄線直通のため、2021年から中間車2両を増備し、順次8連化され、2023年3月までに完了した。現在、東京メトロ南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道、相鉄線に直通している。
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東急2000系 (形式消滅) |
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VVVF(GTO)・170KW |
製造初年:平成4(1992)年 |
田園都市線増発用に製造された4扉ロングシート車。車体は9000系ベースとし、足回りは1000系同様の1C8M方式となり、6M4Tの10両編成を組んだ。制御装置は日立製。歯車比は1:7.07と低速向けで、モーターの回転数が高い。3本のみの製造にとどまった。第3編成は暫定的に8連で落成し、車両数の不足していた東横線に投入されたが、のちに中間車2両を組み込み田園都市線に移籍した。2003年に田園都市線・半蔵門線は東武伊勢崎線との直通運転が始まったが、本形式は東武線直通車の対象から外され、その後も半蔵門線押上までの運用に就いた。2017年から2020系導入に伴い、本形式は大井町線に転属することとなり、まず2003Fが運用を離脱、クハとモハのみリニューアル工事・機器更新が行われ、サハは廃車・解体された。その後2002Fも運用を離脱し改造に入り、さらに2018年10月、田園都市線で稼働していた最後の1編成、2001Fが運用を離脱し田園都市線から姿を消した。旧型車(8500系を指しているとみられる)の置き換えを謳って導入された2020系であったが、最初に置き換えられたのは本形式であった。大井町線転属後は改番が行われ、9020系となった。
GTO(消滅) |
2251(廃車) |
急行 中央林間 |
長津田→中央林間 |
110km/h |
'15.1.28録音 |
音(YouTube) 6:00  | SP-TFB-2 |
GTO(消滅)(空転・滑走) |
2251(廃車) |
各停 押上 |
中央林間→長津田 |
90km/h |
'16.11.19録音 |
音(YouTube) 9:52  | SP-TFB-2 |
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東急1000系 |
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VVVF(GTO)・130KW |
製造初年:昭和63(1988)年 |
地下鉄日比谷線直通用に製造された3扉ロングシート車。当初は8両固定編成のみ製造され、地下区間の勾配や高加減速に対応する粘着性能を得るため 6M2T編成とし、モーター出力は130KWとやや抑え目とした。その後、目蒲・池上線の7200系を置き換えるため3両固定・4両固定も製造された。4両固定は3M1Tとなり、1M車が登場した。4両固定は目蒲線の分割により3両固定化された。8両固定編成は、2013年3月の日比谷線との相互直通運転の廃止により全車引退となり、現在は3両固定編成のみが多摩川・池上線ワンマン運転の列車に使用されている。運用を退いた8連の一部は、制御装置の換装と3連化が行われ、1500番台に区分され、多摩川・池上線で使用されている。廃車車両の一部は上田交通・伊賀鉄道・一畑電車と福島交通に譲渡された。
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東急9000系 |
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VVVF(GTO)・170KW |
製造初年:昭和61(1986)年 |
混雑の激しい東横線の20m4扉化を進めるため製造されたロングシート通勤車。車端部はクロスシートとなっている。東急では初の量産型VVVF車。4M4Tの8両固定編成が製造され東横線に投入された。1編成だけは5連で製造され、大井町線に投入された。その後東横線の東京メトロ副都心線直通化に伴い、9000系は東横線を追い出されることとなり、順次5連化され大井町線に転属した。外された3両は廃車、解体された。2013年3月改正をもって東横線から撤退し、9000系は全車大井町線用となった。
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東急8090系 東急8590系 (全廃) |
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界磁チョッパ・130KW |
製造初年:昭和55(1980)年 |
8000系の増備車で軽量ステンレスを本格採用したもの。もちろん4扉ロングシート車である。車体デザインは大きく変わり、断面までも変更されたが、足回りは8000系からほとんど変更はない。5M3Tの8両固定編成が東横線に投入され、輸送力が小さい7000系と7200系を置き換え混雑緩和を実現した。その後、みなとみらい線への直通が具体化、非貫通先頭車では都合が悪いため貫通先頭車を新たに製造し、大規模な編成替えを実施、8連(6M2T)と5連(3M2T)に組み替えた。ばらされた5M3T編成のうち非貫通先頭車クハ8090と1M車デハ8490は全車が5連に組み込まれ、サハ8390は全車が8連に組み込まれた。ユニット車のデハ8190-デハ8290は一部がユニットを解かれ、新造されたデハ8590、デハ8690と新たにユニットを組むこととなった。8連はしばらくの間東横線で使用されたが、2006年8月をもって東横線から撤退し、5連(4M1T)と10連(8M2T)に組み替え大井町線と田園都市線に転属した。大井町線用の5連は、5050系増備に伴い東横線を追い出された9000系が転入したことにより、2013年6月をもって全車引退し、廃車となった。廃車車両の一部は秩父鉄道と富山地方鉄道に譲渡された。その後、田園都市線で10連2本が最後の活躍をしていたが、2020系の増備に伴い、2019年2月、最後の1編成が運用を終え、全車廃車となった。
走行音動画のページに8590系の車窓動画があります。
東洋(回生失効あり) |
8595(廃車) |
各停 中央林間 |
長津田→中央林間 |
90km/h |
'15.4.9録音 |
音(YouTube) 9:02  | SP-TFB-2 |
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東急8500系 (全廃) |
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界磁チョッパ・130KW VVVF(GTO)・170KW |
製造初年:昭和50(1975)年 |
新玉川線開業・地下鉄半蔵門線直通用として製造された車両。8000系をベースに高運転台を採用、地下鉄線用ATCなどを搭載したもの。足回りはもちろん、車体も先頭部を除き8000系と変わらない。現在10両固定編成と5両固定編成があり、前者は田園都市線で使用され地下鉄半蔵門線・東武伊勢崎線に直通している。後者は大井町線で使用されていた。5000系増備に伴い一部車両が廃車された。なお、当初の計画では5000系を増備し、本形式は2010年度までに全車廃車させる計画であったが、計画が二転三転した末に、5000系としての編成組成もままならないほどに計画が崩壊し、増備が打ち切られた。その結果、2019年初頭までは田園都市線では本形式が最多両数を誇り、主力車両となっていた。廃車車両の一部は長野電鉄、秩父鉄道とインドネシアに譲渡され活躍中。チョッパ車の音は8000系同様3種だが、8642Fには試作車としてVVVF車が中間に2ユニット挿入されている。この2ユニットは仕様が異なり、片方は新製VVVF車で歯車比は1:6.07、もう一方は改造車で歯車比はチョッパ車の1:5.31を踏襲している(制御装置はどちらも日立製)。新形式車両2020系の導入により、まず東武線直通非対応の2000系と8590系が全車廃車となり、2000系が改造により9020系に改番され大井町線に転属、同線の5連の8500系が置き換えられ全廃となった。その後も2020系の増備が続き、8620Fが2019年4月に廃車となったことを皮切りに田園都市線用の本格的な廃車が始まった。2023年1月、最後の1本が運用を終え、全車廃車となった。
走行音動画のページに8500系の車窓動画があります。
界磁チョッパ(日立)(HB-2000型CP) |
8622(廃車) |
各停 中央林間 |
鷺沼→長津田 |
100km/h |
'16.12.21録音 |
音(YouTube) 16:43  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(日立)(減速途中で回生失効) |
8772(廃車) |
各停 押上 |
中央林間→長津田 |
85km/h |
'15.1.18録音 |
音(YouTube) 10:55  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(日立)(回生失効) |
8725(廃車) |
急行 中央林間 |
長津田→中央林間 |
110km/h |
'15.3.23録音 |
音(YouTube) 5:42  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(日立)(空転・滑走) |
8706(廃車) |
各停 押上 |
中央林間→長津田 |
90km/h |
'15.1.22録音 |
音(YouTube) 9:14  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(東洋)(HS-20型CP+自動放送) |
8637(廃車) |
各停 長津田 |
溝の口→長津田 |
100km/h |
'18.1.16録音 |
音(YouTube) 27:45  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(東洋)(HS-20型CP+肉声放送) |
8642(廃車) |
各停 長津田 |
渋谷→長津田 |
90km/h |
'18.1.19録音 |
音(YouTube) 46:35  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(東洋) |
8731(廃車) |
急行 押上 |
中央林間→長津田 |
110km/h |
'14.3.11録音 |
音(Youtube) 5:07  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(東洋)(回生失効あり) |
8716(廃車) |
各停 南栗橋 |
中央林間→長津田 |
95km/h |
'14.12.2録音 |
音(Youtube) 9:46  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(東芝)(回生失効あり) |
8778(廃車) |
各停 押上 |
中央林間→あざみ野 |
100km/h |
'15.2.12録音 |
音(YouTube) 24:20  | SP-TFB-2 |
界磁チョッパ(東芝)(ドアサイレンサー未設置) |
8739(廃車) |
各停 中央林間 |
江田→田奈 |
90km/h |
'09.9.3録音 |
音(YouTube) 7:26  | DR-07 |
VVVF(改造車) |
8799(廃車) |
各停 中央林間 |
つくし野→つきみ野 |
90km/h |
'15.12.23録音 |
音(YouTube) 5:14  | SP-TFB-2 |
VVVF(改造車) |
0802(廃車) |
急行 中央林間 |
たまプラーザ→長津田 |
100km/h |
'15.1.20録音 |
音(YouTube) 10:33  | SP-TFB-2 |
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東急8000系 (全廃) |
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界磁チョッパ・130KW |
製造初年:昭和44(1969)年 |
東急初の20m車。もちろん4扉ロングシートである。界磁チョッパ制御、ワンハンドルマスコンと当時の最先端の技術を駆使してつくられた。東横線に投入され、吊り掛け車や初代5000系を置き換えた。初期に製造された編成は非冷房だったが後に冷改、後期に製造された車両は当初より冷房付きである。当初5連で製造され、のちに増備や編成替えにより、6連、7連、8連を組み、晩年は8両固定編成と5両固定編成に整理され、8連は東横線、5連は大井町線に在籍した。なお、5両固定は3M2Tだが、1M車デハ8400を使用しているものとデハ8100の主回路を一部変更して使用しているものがあった。更新工事も行われたが、5050系や6000系の増備などにより廃車が進み、東横線用は2008年1月、大井町線用は2008年3月をもって引退した。最後まで営業運転に就いていたのは、トップナンバー8001Fであった。廃車車両の一部は伊豆急行とインドネシアに譲渡されている。音は3種類存在した。
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東急7700系 (全廃) |
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VVVF(GTO)・170KW VVVF(IGBT)・170KW |
製造初年: 昭和37(1962)年(車体) 昭和62(1987)年(機器) |
7000系をVVVF化、冷房化した機器更新車。当初は2M2Tの4両固定として目蒲線に投入されたが、目黒線開通に伴い3連化・ワンマン化された。 VVVF機器はメーカーが違うほかは9000系とほぼ同じ。最後の1編成はIGBT試験車となっている。また、この編成のみ先頭車が中間車からの改造であり、1000系類似の前面となっている。パンタグラフもシングルアームであり、趣が異なる。目黒線開業後、全車3連化され、余剰車が廃車された。また、2011年度までに新7000系を3連17本51両を導入する計画により、残りの車両も同年度までに全廃の予定であったが、5000系の場合と同様に車両計画が二転三転し、新7000系は3連7本で製造がストップ。当初計画には無かった日比谷線直通用1000系を改造した1000系1500番台8本が突然投入されたが本形式の全廃には至らず、2015年に7902Fが廃車されて以来、3連6本18両が在籍する状況が続いたが、2017年から新7000系の増備が再開され、残りの車両も順次廃車され、2018年11月、最後の1編成が運用を終え全廃となった。廃車車両の一部は十和田観光電鉄と養老鉄道に譲渡されたが、前者は廃線により廃車となった。後者は今しばらくの活躍が期待できることとなっている。
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東急7000系 (全廃) |
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抵抗・75W 抵抗・60KW |
製造初年:昭和37(1962)年 |
地下鉄日比谷線直通用として製造された18m3扉の通勤車。アメリカのバッド社との技術提携による日本初のオールステンレス車。当時としては画期的な回生ブレーキ装備車である。足回りは日立製と東洋製が存在し、前者は70KW、後者は60KWと出力が異なり、ノッチの特性も異なるため、基本的に混結は行われなかった。日比谷線に直通したのは東洋車のみで、日立車は主に東横線の急行を中心に使用された。歯車比は1:6.54とかなりの低速向けで、低出力と相まって、特に日比谷線内において扱いにくい車両だったようである。地下鉄では有効な回生ブレーキも切られていることが多かった。日立車は8090系や 9000系の増備に伴い東横線を追い出され、一部車両は足回りをVVVF化、7700系として目蒲線に転出し、2018年11月まで多摩川線と池上線で使用されていた。廃車となった日立車のうち一部は弘南鉄道と北陸鉄道に譲渡されたが、北陸鉄道のものは足回りがJR(主電動機)や西武鉄道(台車)の発生品に交換されている。東洋車は1000系増備に伴い順次日比谷線直通運用から撤退、廃車された。東急からは、こどもの国線に残された2両を最後に1999年7月に全廃となった。東洋車の一部車両は弘南鉄道、福島交通、水間鉄道、秩父鉄道に譲渡されたが、秩父鉄道のものはすでに全廃となっている。
東洋車(回生ブレーキ切)(全廃) |
車番不明(廃車) |
各停 菊名 |
霞ヶ関→神谷町 |
80km/h |
'録音日不明 |
音(YouTube) 1:54  | CE-152 |
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横浜高速Y500系 |
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VVVF(IGBT)・190KW |
製造初年:平成15(2003)年 |
みなとみらい線開業時から活躍する4扉ロングシート車。東急5000系と共通設計で8両固定編成のみの存在である。東急東横線・東京メトロ副都心線・東武東上線・西武池袋線に直通している。運用は東急5050系8連と共通運用(K運用)であり、横浜高速車のみの運用は無い。2014年に発生した事故により1編成が廃車となり、代わりに東急5156Fを改造した1編成が加わった。
走行音動画のページにY500系の車窓動画があります。
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