東武線の走行音

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200系    50090型    50070型    50050型    50000型    30000系    20070型(形式消滅)    9050型    20050型(形式消滅)
10030型    20000型(形式消滅)    10000型    9000型    8000型    5070系(全廃)    2000系(全廃)


60000系 東武60000系
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:平成25(2013)年

 伊勢崎線など、本線で使い古された車両のたまり場と化していた野田線に初めて新製車として直接投入された車両。50000型をベースにした4扉ロングシート車。各扉上部には17インチLCDが設置され、車端部は東京メトロ10000系などにみられるような、貫通扉がガラス張りのものとなっている。足回りも50000型がベースとなっているが、制御装置は改良型となっており、非同期音は50000型とは異なる。この制御装置は10030型VVVF改造車にも使用されている。なお、起動加速度は8000型に合わせて2.23km/h/sと低く抑えられている。現在、6連18本が野田線(アーバンパークライン)のみに在籍し、8000型・10030型と共通運用となっている。

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62605 普通 大宮 岩槻→北大宮 95km/h '19.2.3収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
制御装置は日立製ですが、非同期音は50000型とは異なっています。モーター音は50000型と同じです。車端部の貫通扉は東京メトロ10000系のような、全面ガラス張りのものが採用されています。

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50090型 東武50090系
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:平成20(2008)年

 東上線の通勤ライナーである「TJライナー」用に製造された車両。ライナー以外に一般の種別の運用もこなせるよう、近鉄L/Cカーでお馴染みのロングシートとクロスシートに転換できる座席を関東では初めて採用した。「TJライナー」とその送り込み列車(快速急行)、川越特急はクロスシートで、その他の列車はロングシートで運転される。車体・足回り等は他の50000系列と共通だが、本系列から側窓が開閉可能となり、非常換気装置が廃止された。この構造は50000型51003F以降、50050型51061F以降、50070型51076F以降にも採用された。現在10連6本が存在する。当初「TJライナー」は夕刻~夜間の下りのみの運転だったが、現在は朝の上りも設定された。また、2019年からは川越特急も設定された。運用は一般運用も含め独立しており、他形式と共通ではない。「TJライナー」の利用は好調で、導入からおよそ10年後、西武鉄道の「S-TRAIN」「拝島ライナー」、京王電鉄の「京王ライナー」、東急電鉄の「Q SEAT」など、似たような列車が各社で登場している。
走行音のページに50090型の走行音があります。

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52092 TJライナ3号 森林公園 池袋→森林公園 100km/h '20.1.1収録
GoPro HERO 8 Black+SP-TFB-2
50090型の本領発揮、TJライナーの走行音です。夜の東上線を快走します。車輪削正後とみられ、速度の割に音が高めです。


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52091 準急 川越市 和光市→川越市 100km/h '19.2.20収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
準急運用に就く50090型の走行音です。ふじみ野で快速を退避します。和光市~朝霞間はのんびり走りますが、他の区間は全体的にハイペースで走っています。

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50070型 東武50070系
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:平成19(2007)年

 東京メトロ副都心線開業に伴う運用増に対応して製造された地下鉄直通仕様の4扉ロングシート車。車体は50000型第2編成が基本となっているが、副都心線ホームドアの関係で先頭車の車体長が130mm長くなっている。また、種別・行先表示にフルカラーLEDが使用されている。足回りは50000型、50050型と同じ。現在、10連7本が存在し、9000型・9050型と共通運用となっており、東京メトロ有楽町・副都心線直通運用を中心に使用されている。東急東横線・みなとみらい線にも直通している。
走行音のページに50070型の走行音があります。

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52075 普通 川越市 志木→川越市 95km/h '19.12.2収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
LCD未搭載の50070型の走行音です。ふじみ野から先は、先行列車との間隔が詰まります。川越駅に向けて減速中に、川越駅のすぐ先にある所沢街道踏切での特殊信号発光機動作により非常停止します。特に異常は無く、運転を再開します。


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52075 各停 和光市 小竹向原→和光市 80km/h '19.2.14収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
LCD未設置の50070型の地下鉄線内の走行音です。

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50050型 東武50050系
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:平成17(2005)年

 東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線直通用として製造された4扉ロングシート車。車体は50000型第2編成を基本とし、東急の車両限界に合わせて車体幅が30mm狭くなっている。足回りは50000型と共通。伊勢崎線系統としては初めての10両固定編成で、浅草駅には入線できない。51061F以降は車体が50090型と同一仕様となり、側窓が開閉可能で非常換気装置が非搭載となっている。また、固定窓の51060Fまでの編成も、一部の窓を開閉可能とする改造が行われ、全編成が完了した。現在10連18本が存在し、2本のみ残された30000系と共通運用となっている。
走行音のページに50050型の走行音があります。

空転
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59060 各停 久喜 中央林間→南町田 85km/h '18.4.25収録
iPhone 7 plus+SP-TFB-2
東武50050型の車内動画です。動画編集ソフトにスタビライズ機能がありますが、あえて使用せず、iPhoneの手振れ補正機能そのままでアップロードしました。弱い雨が降っていたため、つきみ野発車時に若干空転しています。また、空調が動作しています。

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30000系 東武30000系
VVVF(IGBT)・190KW
製造初年:平成9(1997)年

 地下鉄半蔵門線・東急田園都市線直通用として製造された4扉ロングシート車。半蔵門線直通規格により、東武では初めてワンハンドルマスコンが採用された。また、東武では初のIGBT車である。乗務員の習熟や初期故障防止のため、直通開始よりかなり早い時期に登場した。浅草駅に乗り入れるため10両固定編成とはせずに6両固定+4両固定とした。10000型・10030型との併結も可能であり、しばらくの間伊勢崎線の準急を中心に使用され、一時期宇都宮線でも使用された。その後直通が開始され、しばらくの間直通系統を中心に使用されていたが、50050型の増備に伴い、ほとんどの車両が地上線に転用された。起動加速度は3.3km/h/sだが10000系列との併結時には2.5km/h/sとなる。その後、2011年から順次東上線へ転出が始まった。東上線に転出された車両は中間運転台を撤去し、10両固定編成として使用されている。現在、伊勢崎線系統は10連1本のみの在籍となり、その他はすべて東上線に転出。10000型・10030型との併結運用も無くなった。モハ35602では、東芝PMSMの長期試験が行われ、70000系で本採用となった。
走行音のページに30000系の走行音があります。

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32601 普通 川越市 和光市→川越市 100km/h '20.2.13収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
30000系第1編成の走行音です。CPは、他の形式と違い、パンタグラフ付きのM車に搭載されています。初期車は、レシプロ式のHS-20型です。ふじみ野で、2本退避します。


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32614 準急 川越市 朝霞→川越市 90km/h '19.3.1収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
30000系後期車の走行音です。CPはスクリュー式のRWS-20を搭載しています。


3ノッチ加速
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32615 準急 森林公園 ふじみ野→川越市 90km/h '20.1.30収録
GoPro HERO 8 Black+SP-TFB-2
ふじみ野、上福岡、新河岸の3駅を3ノッチで加速する30000系後期車の走行音です。50km/hくらいまでの加速は、4ノッチと変わりませんが、高速域の加速がずいぶん穏やかです。川越駅だけは、4ノッチで加速しています。

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9050型 東武9050系 東武9050系
VVVF(GTO)・150KW
製造初年:平成6(1994)年

 地下鉄有楽町線の新線池袋開業・西武池袋線直通開始による運用増に対応して製造された地下鉄直通用4扉ロングシート車。車体は9000型第8編成とほぼ同じで、足回りは20050型と同じ。10両編成が2本増備されるにとどまった。主に地下鉄直通系統に使用されるが、ごくまれに東上線池袋に顔を出す運用にも入る。起動加速度は地下鉄直通規格を満たした3.3km/h/sとなっている。現在、東急東横線・みなとみらい線にも直通運転している。
走行音のページに9050型の走行音があります。

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9251 各停 和光市 小竹向原→和光市 80km/h '19.2.20収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
9050型の地下鉄線内の走行音です。東洋GTO後期の音が地下に響き渡ります。


ダイヤ乱れ
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9252 各停 和光市 小竹向原→和光市 80km/h '20.1.21収録
GoPro HERO 8 Black+SP-TFB-2
この時は、ダイヤが乱れており、通常12~13分の区間を20分かけて走ります。途中信号待ち停車や低速運転の区間があり、東洋GTOのインバーター音が楽しめます。

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10030型 東武10030系 東武10030系
界磁チョッパ・140KW
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:
昭和63(1988)年
平成25(2013)年(VVVF機器)

 10000型の増備車。軽量ステンレスを本格採用し、前面はモデルチェンジしたが、制御方式、主電動機は10000型と同一で、併結も可能。分散クーラーを搭載、これのカバーを一体化したものを50番台に区別しているが、形式上は10030型となっている。編成は2、4、6、10両固定があり、4両固定が復活したが8両固定は製造されなかった。なお、2両固定は伊勢崎線系統のみ、10両固定は東上線のみの存在である。現在、伊勢崎線では区間急行、区間準急と久喜~太田間の普通列車を中心に、東上線ではTJライナー以外の全種別に、そのほか野田線でも使用されている。2011年からリニューアル工事が、さらに2013年から一部の編成のVVVF化が行われた。VVVF機器は60000系と同じものが使用されており、歯車比は1:6.53に変更された。未リニューアル車は、8000系や10000系を差し置いて2022年から廃車が始まった。
走行音のページに10030型の走行音があります。

チョッパ(未更新車)
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12643 普通 池袋 川越→ふじみ野 90km/h '18.12.20収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
車輪交換後とみられ、隣のクハも含めフラットが全くありません。また、貫通路の扉が全開になっているのですが、連結部が大きな音を立てることもありません。状態が大変良く、上品な走りをする10030型未更新車の車窓動画です。


チョッパ(更新車)
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12642 普通 川越市 志木→川越市 95km/h '19.4.2収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
界磁チョッパのままリニューアル工事が行われた10030型の走行音です。リニューアル内容は9000系副都心線対応改造車に準じており、自動放送やドアチャイム、戸締表示灯(開閉時に赤く点滅)が装備されましたが、貫通扉のドアクローザー機構は装備されていません。


VVVF
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12032 普通 池袋 川越市→ふじみ野 95km/h '19.2.1収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
東上線に2編成のみ存在するVVVF改造車の車窓動画です。パッとビジョンとドア開閉表示灯(開閉時に赤く点滅)が設置されています。

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10000型 東武10000系 東武10000系
界磁チョッパ・140KW
製造初年:昭和58(1983)年

 8000型の後継車として製造された4扉ロングシートの通勤車。車体は9000型類似のステンレス製で、前面は併結を考慮し貫通扉が中央に設置されている。地下鉄直通用の9000型に対しこちらは地上線用ということで、東武では初の界磁チョッパ車となった。2、6、8、10両固定編成が製造されたが、8000型では多く存在する4両固定編成は製造されなかった。現在、8両固定・6両固定と2両固定の全編成が伊勢崎線系統に、10両固定の全編成が東上線に在籍しているが、増備は早々に10030型に移行したため少数派にとどまっている。なお、8両固定と2両固定は一時期東上線に在籍したこともあった。現在、更新工事が進められている。
走行音のページに10000型の走行音があります。

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12005 普通 川越市 柳瀬川→川越市 100km/h '18.12.27収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
未更新の10000系の車窓動画です。この時は、かなりハイペースで走っており、柳瀬川~みずほ台~鶴瀬、ふじみ野~上福岡ではほぼ無惰行運転、新河岸~川越でも国道16号線をアンダーパスする辺りまで加速し続けており、惰行時間が4秒ほどしかありません。


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12003 普通 池袋 川越→ふじみ野 95km/h '21.11.25収録
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2
未更新の10000型の走行音です。前回は1080pでしたが、こちらは4Kで収録しました。ふじみ野駅停車時には、回生ブレーキが失効しています。

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9000型 東武9000系 東武9000系
電機子チョッパ・150KW
製造初年:昭和56(1981)年

 地下鉄有楽町線直通用として製造された4扉ロングシート車。地下トンネル内の発熱を抑えるため東武初の電機子チョッパ車となった。車体は東武初のステンレス製である。もともと他車との併結は考えられていないため中央に幌付き貫通路は必要ないことと、乗り入れ先の営団(現東京メトロ)7000系と非常口の位置を揃えたため、前面デザインは左右非対称となった。10両固定編成のみが8編成在籍する。第1編成は試作車の要素が強く、CPやドア開閉装置は8000型と共通で、床は緑色である。最後の第8編成は車体が10030型と共通の軽量ステンレスとなっている。地下鉄直通系統のほか、線内の準急や急行にも使用される。東武では東上線でしか見ることのできない車両である。なお、第2編成以降は副都心線直通対応工事と更新工事が同時に行われ、地下鉄副都心線、東急東横線・みなとみらい線にも直通している。
走行音のページに9000型の走行音があります。

第1編成
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9201 普通 川越市 朝霞→川越市 100km/h '19.11.21収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
8000型と同じドアエンジン、緑色の床が特徴の9000型第1編成の走行音です。窓割は10000型と同じで、車端部の座席は4人掛けでとなっており、他の9000型(3人掛け)とは異なっています。TASC導入駅(このファイルでは朝霞台駅、志木駅と川越駅)では、この第1編成のみなぜか30km/h程度で回生ブレーキが切れます(他の9000型は低速域まで効いています)。この時は、全体的にのんびりとしたペースでしたが、新河岸~川越間だけずいぶん飛ばしていました。


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9205 各停 新木場 和光市→小竹向原 80km/h '20.1.1収録
GoPro HERO 8 Black+SP-TFB-2
地下鉄線内を行く9000型の走行音です。地下トンネル内に電機子チョッパ音が響き渡ります。小竹向原駅で下車し、列車を見送ります。


第8編成(SIV搭載)
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9908 各停 和光市 小竹向原→和光市 80km/h '20.2.21収録
GoPro HERO 8 Black+SP-TFB-2
10030型に準じた、補助電源装置がSIV、車体がビードプレスの軽量ステンレスの9000型第8編成の走行音です。地下鉄線内での収録です。


軽いジェット音
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9304 普通 森林公園 ふじみ野→川越市 95km/h '19.2.7収録
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2
軽いジェット音がする9000型の車窓動画です。

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8000型 東武8000系 東武8000系
抵抗・130KW
製造初年:昭和38(1963)年

 東武初の新性能20mの通勤車。もちろん4扉車である。約20年間に渡り712両も製造され、民鉄一の両数を誇る代表的通勤車。モーター出力は130KW、MT比1:1の編成を組む。電制は装備されていない。ユニット車と1M車では、端子電圧の差からモーターの形式が異なり、音が異なる。初期に製造された車両は非冷房であったが、のちに冷改。後期に製造されたものは当初より冷房付きである。2、4、6、8両固定編成が存在し、2~10連で支線から本線優等列車まで幅広く使用された。初期の車両から順次更新工事が実施され、前面デザインが6050型類似のものに変わった。50000系列の増備に伴い廃車が進み、本線系統浅草~館林・南栗橋間と東上線池袋~小川町間からはすでに撤退、一時期全列車を担当していた野田線でも、60000系増備と10030型転属に伴い、急速に数を減らした。現在は、野田線のほか、亀戸線・大師線、東上線森林公園~小川町間・越生線、さらに群馬県内のローカル線運用に使用されており、野田線以外ではワンマン運転が行われている。一部の車両は3連化され800型・850型へと改造され、ワンマン化された2連と共に支線で使用されている。長い間東武の主力車両として活躍してきたが、2021年10月現在の在籍数は204両(800・850型を含む)と3分の1を下回った。2021年現在、200系「りょうもう」置き換え用の500系が優先的に製造されており、廃車は一段落となっている。

ユニット車
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8271 普通 春日部 大宮→七里 85km/h '20.1.10収録
GoPro HERO 8 Black+SP-TFB-2
令和の時代まで残った抵抗制御の通勤型電車、東武8000型の走行音です。FS396台車の後期型の走行音です。七里駅で下車し、列車を見送ります。

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