京王線の走行音

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9000系 京王9000系 京王9000系
VVVF(IGBT)・170KW
製造初年:平成13(2001)年

 6000系置き換え用として製造された4扉ロングシート車。モーター出力は8000系の150KWに対し170KWにアップされた。6000系同様地上線用0番台と地下鉄直通用30番台が存在する。0番台は4M4Tの8両固定編成のみ、30番台は5M5Tの10両固定編成のみが存在している。0番台は、 6000系・7000系2連と併結可能となっている。現在、0番台は京王線内の各停を中心に、30番台は都営新宿線直通運用の他、地上線の運用にも入っている。なお、当初は京王線内では加速度2.5km/h/s、都営新宿線内3.3km/h/sであったが、現在は京王線内でも3.3km/h/sとなっている。
走行音動画のページに9000系の車窓動画があります。

0番台(加速度2.5km/h/s)
9001 各停 若葉台 京王多摩川→若葉台 100km/h '03.11.23録音
音(YouTube) 8:59 CM-S330
制御装置は日立製。登場時の加速度は2.5km/h/s。

0番台(加速度3.3km/h/s)
9006 各停 橋本 京王多摩センター→橋本 100km/h '06.12.31録音
音(YouTube) 10:56 SP-TFB-2
加速度は3.3km/h/sとなった現在の走行音です。

30番台(加速度3.3km/h/s)
9033 各停 橋本 若葉台→橋本 105km/h '13.3.3録音
音(YouTube) 16:43 SP-TFB-2
現在は京王線内でも加速度が3.3km/h/sとなっています。京王堀之内発車時の非同期音が面白いことになっています。

30番台(加速度3.3km/h/s)
9030 各停 橋本 若葉台→橋本 105km/h '13.10.13録音
音(YouTube) 16:44 SP-TFB-2
最終増備車です。自動放送が装備されています。

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8000系 京王8000系
VVVF(GTO)・150KW
VVVF(IGBT)・150KW
製造初年:平成4(1992)年

 5000系の置き換えと輸送力増強用として製造された地上線用4扉ロングシート車。京王初の量産型VVVF車でモーター出力は150KW。前面デザインは曲面に大窓を配置したスマートなもので、グッドデザイン賞を受賞した。9000系登場後も看板車両としての地位は変わらず、この点は一昔前の5000系と6000系の関係に似ていた(現在は2代目5000系が看板車両となっている)。当初4、6、8両固定編成が製造され、最大10連を組み特急から各停まで幅広く使われ、八王子系統と高尾系統を分割併合する運用や、単独6連の運用、4+4の8連の運用もあった。他の形式と併結することはできない。加速度は、当初は2.5km/h/sであったが、現在は3.3km/h/sとなっている。なお、6連と4連については、2011年頃から常に併結した10両固定編成として使用されており、中間に入っている先頭車は中間車扱いとなり、形式もクハからサハに変更されている。2013年3月より、8730Fで日立SiCと東芝PMSMの試験が行われた。また、2014年の8703Fから更新が始まり、中間の先頭車は運転台が撤去され、完全な10両固定編成となった。さらに2016年度の更新車からは8730Fの結果を踏まえ、制御装置の換装も併せて行われ、10連は日立SiCが、8連は東芝PMSMがそれぞれ採用された。
走行音動画のページに8000系の車窓動画があります。

GTO・加速度2.5km/h/s(回生失効あり)
8010 各停 若葉台 多摩境→京王永山 100km/h '10.2.8録音
音(YouTube) 9:42 AT9940
日立GTOの標準的な音です。登場時の加速度は2.5km/h/sでした。南大沢では減速途中に、京王永山では高速域から回生失効しています。

GTO・加速度2.5km/h/s
8033 各停 調布 京王堀之内→若葉台 100km/h '08.12.15録音
音(YouTube) 7:52 R-09HR
ボルスタレス台車を装備した最終増備車の走行音です。音に大きな差は無いようです。

GTO・加速度3.3km/h/s
8011 区間急行 橋本 調布→京王多摩センター 110km/h '13.2.26録音
音(YouTube) 17:52 SP-TFB-2
現在の加速度は3.3km/h/sとなっている。

GTO・加速度3.3km/h/s(雨天なのに空転・滑走なし)
8255 準特急 橋本 新宿→橋本 110km/h '17.10.22録音
音(YouTube) 41:17 SP-TFB-2
雨天時に先頭ユニットの一番端(8255の橋本寄り台車上)で収録したものです。空転・滑走音が録れるかと思ったのですが、全く空転・滑走しませんでした。

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7000系 京王7000系 京王7000系
界磁チョッパ・150KW
VVVF(IGBT)・150KW
製造初年:
昭和59(1984)年
平成16(2004)年(VVVF機器)

 混雑緩和のため製造された地上線用4扉ロングシート車。当初は6000系と同一の足回りで製造され、界磁チョッパ制御、モーター出力は150KW。車体はステンレス車体とし、初期車はコルゲート車体、後期車はビードプレスの軽量ステンレス車体となっている。2001年から更新工事が始まり、帯の色は9000系に準じたものに変更されている。また、2003年からは更新時にVVVF化が合わせて行われた(以前の更新車ものちにVVVF化された)。2、4、6、8、10両固定と多彩な編成があり、幅広く使用されている。当初の計画では、2010年度までに全車のVVVF化を終える予定だったが、改造工事が遅れ、2012年9月をもって最後までチョッパ制御で残った4連1本がVVVF化のため入場し、全車VVVF化を完了した。なお、10連の運用の増加により一部は編成替えされ、コルゲート車体による10両固定編成が出現。この際、改番が発生している。加速度は当初2.5km/h/sであったが、現在は3.3km/h/sとなっている。5000系増備に伴い、2017年から廃車が始まった。
走行音動画のページに7000系の車窓動画があります。

界磁チョッパ(加速度2.5km/h/s)(ユニット車)(消滅)
7205 各停 若葉台 橋本→京王多摩センター 100km/h '08.12.26録音
音(YouTube) 10:26 R-09HR
音は6000系と同じ。7000系は全車がVVVF化されました。

界磁チョッパ(加速度2.5km/h/s)(1M車)(消滅)
7422 各停 橋本 京王よみうりランド→稲城 90km/h '05.10.26録音
音(YouTube) 3:59 CM-S330
1M車は回生ブレーキの動作範囲が狭い。7000系は全車がVVVF化されました。

VVVF(加速度2.5km/h/s)
7421 各停 若葉台 京王多摩川→稲城 90km/h '10.2.8録音
音(YouTube) 5:49 AT9940
非同期音は9000系より若干低め。歯車比は1:5.31のままなので、回転数が低いです。加速度が2.5km/h/sの頃の収録です。

VVVF(加速度3.3km/h/s)
7211 各停 若葉台 橋本→若葉台 105km/h '13.2.28録音
音(YouTube) 15:27 SP-TFB-2
現在は加速度が3.3km/h/sとなっている。ATCに改良が加えられたようで、駅進入速度も向上しています。多摩センターには結構なスピードで進入しています。コルゲート車体の初期車のCPはHB-2000。隣の車両から賑やかな音が聞こえてきます。この車両は現在改番されています(7211→7207)。

VVVF(加速度3.3km/h/s)
7205 各停 若葉台 橋本→京王多摩センター 105km/h '13.11.28録音
音(YouTube) 15:23 SP-TFB-2
ビードプレス車体の後期車の走行音。CPは低騒音型のHS-20となっている。京王堀之内停車時に隣の車両から音が聞こえてきます。

VVVF(加速度3.3km/h/s)(空転・滑走)
7206 各停 若葉台 橋本→京王多摩センター 100km/h '13.11.7録音
音(YouTube) 10:09 SP-TFB-2
雨天時の空転・滑走する走行音です。南大沢到着前に大滑走しています。

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6000系
(全廃)
京王6000系
抵抗・150KW
界磁チョッパ・150KW
製造初年:昭和47(1972)年

 旧型車・小型車の置き換えおよび輸送力増強、地下鉄乗り入れ用として製造された4扉ロングシート車である。約20年間にわたり304両が製造された。1972年製の車両のみ足回りが5000系に準じた抵抗制御であったが、翌1973年製からは界磁チョッパ車となった。地下鉄直通仕様車は30番台に区分された。また、混雑緩和のため5扉車が5連4本製造されたが、うち2本は4扉車に改造された。晩年は帯の色が9000系に準じたものに変更された。9000系の増備により廃車が進み、2011年3月をもって全車廃車となった。

界磁チョッパ(ユニット車・加速度2.5km/h/s)(全廃)
6042(廃車) 通勤快速 若葉台 京王多摩川→若葉台 100km/h '08.11.11録音
音(YouTube) 9:55 R-09HR
6000系純正10連の列車での収録です。当時、自社線内の起動加速度は2.5km/h/sでした。

界磁チョッパ(ユニット車・加速度3.3km/h/s)(全廃)
6284(廃車) 快速 橋本 篠崎→一之江 75km/h '03.10.27録音
音(YouTube) 5:00 CM-S330
都営新宿線内では加速度が3.3km/h/sとなっています。補機類を搭載したM2車での収録で、HB-2000型CPが賑やかです。なお、2009年6月をもって6000系は都営線直通運用から撤退しました。

界磁チョッパ(1M車・加速度2.5km/h/s)(全廃)
6413(廃車) 各停 高尾山口 府中→高幡不動 95km/h '08.11.11録音
音(YouTube) 12:30 R-09HR
1M車は回生ブレーキの動作範囲が狭い。デハ6400のCPはC-1000となっている。9000系との併結列車での収録です。高幡不動駅では、回生ブレーキがずいぶん速い速度で失効しています。

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