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阪急の走行音


8300系    7300系    7000系    5300系    3300系    3100系    3000系    2300系


8300系 阪急8300系
VVVF(GTO)・170KW
VVVF(IGBT)・190KW
製造初年:
平成元(1989)年
平成27(2015)年(IGBT機器)

 老朽化した2800系などを置き換えるため製造された3扉ロングシート車。神戸線・宝塚線用8000系の京都線バージョンである。8000系同様こまめにモデルチェンジしている。足回りは8000系の東芝製に対しこちらは東洋製となっている。音は、1991年製までは変調音が賑やかな東洋GTO初期、1993年製以降は東洋GTO後期の標準的な音となっていた。その後、機器の老朽化に伴い、2015年より機器換装が行われ、1300系と同様の東洋IGBTに190KWの全密閉式主電動機の組み合わせとなった。2022年11月、初期型で最後に残った8301Fが機器換装のため入場、初期型音は姿を消した。現在は、京都線系統で活躍中。大阪メトロ堺筋線にも直通している。

GTO初期(消滅)
車両番号:8301 種別・行先:普通 梅田 収録区間:西向日→長岡天神
最高速度:90km/h マイク:CM-S330 収録日:'02.11.20録音
音(mp3) 2:41 3.70MB
貴重な東洋GTO初期の音です。変調音が賑やかです。

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7300系 阪急7300系
界磁チョッパ・150KW
VVVF(IGBT)・190KW
製造初年:
昭和57(1982)年
平成26(2014)年(IGBT機器)

 7000系の京都線用バージョン。第3編成以降はアルミ車体である。足回りは7000系に準じた界磁チョッパ制御で、こちらは東洋製の足回りとなっている。もちろん、堺筋線直通仕様である。2002年から車体を中心に大規模なリニューアル工事が行われた。さらに、足回りの老朽化に伴い、2014年からVVVF化が行われている。機器は1300系と同等のものが採用されている。

ユニット車
車両番号:7320 種別・行先:急行 河原町 収録区間:大山崎→長岡天神
最高速度:110km/h マイク:CM-S330 収録日:'05.1.26録音
音(mp3) 3:33 4.87MB
音程は5300系とほぼ同じで7000系とは違う。小田急8000形に近い音。

1M車
車両番号:7326 種別・行先:普通 天下茶屋 収録区間:高槻市→富田
最高速度:95km/h マイク:CM-S330 収録日:'02.11.20録音
音(mp3) 3:37 4.97MB
ユニット車より回生ブレーキの動作範囲が狭い…といってもこのファイルではわかりにくいですが…。

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7000系 阪急7000系
界磁チョッパ・150KW
VVVF(IGBT)・190KW
製造初年:
昭和55(1980)年
平成28(2016)年(IGBT機器)

 神戸線・宝塚線の界磁チョッパ車で3扉ロングシート車である。初期の車両は6000系と同じ鋼製車体、7021F以降はアルミ車体となった。足回りは、界磁チョッパ制御でモーター出力は150KW。機器は東芝製である。2002年から車体を中心に大規模なリニューアル工事が行われた。さらに、2016年からVVVF化が行われた。機器は1000系と共通のものが採用されている。

車両番号:7117 種別・行先:普通 梅田 収録区間:春日野道→王子公園
最高速度:90km/h マイク:CM-S330 収録日:'02.11.20録音
音(mp3) 1:59 2.73MB
7300系とは違う音。モーター音はやや大きめ。

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5300系 阪急5300系
抵抗・140KW
製造初年:昭和47(1972)年

 神戸線の5000系の京都線バージョンとして製造された3扉ロングシート車である。堺筋線乗り入れ対応車。2002年から車体のリニューアル工事が行われたが、足回りに変更はなかった。1300系増備に伴い廃車が進んでいる。

車両番号:5319 種別・行先:急行 河原町 収録区間:水無瀬→大山崎
最高速度:100km/h マイク:CM-S330 収録日:'05.1.26録音
音(mp3) 2:11 3.00MB
7300系や小田急8000形によく似たモーター音。

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3300系 阪急3300系
抵抗・130KW
製造初年:昭和42(1967)年

 大阪市営地下鉄堺筋線乗り入れ用として製造された3扉ロングシート車。これ以降に製造された電車はすべて直通可能となっている。直通系統はもちろん、京都線内の急行や普通、千里線でも使用されている。1300系増備に伴い廃車が進んでいる。

車両番号:3327 種別・行先:普通 天下茶屋 収録区間:高槻市→富田
最高速度:100km/h マイク:CM-S330 収録日:'00.12.25録音
音(mp3) 3:04 1.76MB
起動時は東武9000系と同じ音程。

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3100系 写真はありません
抵抗・120KW
製造初年:昭和39(1964)年

 神戸線の3000系に対し速度の低い宝塚線用としてモーター出力を下げ、歯車比を1:6.07と大きくした車両。製造初年は昭和39年。しかし、 2000年ダイヤ改正の宝塚線スピードアップのため宝塚線を追い出された。晩年は今津線・伊丹線・箕面線の支線に閉じ込められた。9000系や1000系増備に伴い廃車が進み、2015年、3000系に組み込まれた付随車3651を除き全車廃車となった。さらに3651も2018年に廃車となり、形式消滅となった。能勢電鉄に4両が譲渡されている。

車両番号:3103(廃車) 種別・行先:普通 宝塚 収録区間:逆瀬川→宝塚南口
最高速度:65km/h マイク:CM-S330 収録日:'02.11.20録音
音(mp3) 1:33 2.14MB
50km/h以下の音は京急1000形(初期型東洋車)に似た雰囲気。

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3000系 阪急3000系
抵抗・170KW
製造初年:昭和39(1964)年

 神戸線・宝塚線の昇圧に対応して昭和39年より製造された通勤車。主電動機出力は170KWと、当時の在来線用としては最大級であった。9000系や1000系増備に伴い、神戸線を2012年までに、宝塚線を2014年までに追い出され、晩年は伊丹線・今津線・箕面線で使用された。その後も老朽化と1000系増備に伴う6000系や7000系の支線への進出により廃車が進み、2020年に全車廃車となった。

車両番号:3015(廃車) 種別・行先:急行 梅田 収録区間:山本→雲雀丘花屋敷
最高速度:70km/h マイク:CM-S330 収録日:'05.1.26録音
音(mp3) 2:14 3.07MB
音はやや大きめ。

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2300系
(全廃)
阪急2300系
界磁チョッパ・150KW
製造初年:昭和35(1960)年

 神戸線用2000系、宝塚線用2100系とともに京都線に導入された3扉ロングシート車。当初は定速運転装置を持ち、オートカーと呼ばれたが、制御装置更新により界磁チョッパとなり、定速運転装置は撤去された。晩年、京都線用は7連、嵐山線用は4連に固定された。老朽化と9300系・1300系増備に伴い、2015年3月をもって全車廃車となった。

車両番号:2307(廃車) 種別・行先:普通 梅田 収録区間:長岡天神→大山崎
最高速度:100km/h マイク:CM-S330 収録日:'00.12.25録音
音(mp3) 3:43 2.13MB
抵抗制御車っぽい音です。

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