東京メトロ線の走行音

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5000系
(全廃)
東京メトロ5000系
界磁添加励磁・100KW
製造初年:昭和39(1964)年

 東西線開業用に製造された車両。国鉄中央線と直通することとなっていたため、営団初の20m4扉車となった。もちろんロングシート。東西線のほか千代田線にも投入され、常磐緩行線にも直通した。のちに6000系増備により北綾瀬支線を除く千代田線から追い出され、ほとんどの車両が東西線に集結した。当初抵抗制御、非冷房であったがのちに界磁添加励磁制御に変更され、冷房も付いた。車体はステンレス製だが、一部にアルミ試作車がある。東西線用はJR中央・総武緩行線、東葉高速鉄道に乗り入れ活躍したが、老朽化が進んでいることや、導入が予定されている新型ATCを搭載できないことから廃車が進み、2007年3月をもって撤退、廃車車両の一部はインドネシアに輸出された。また、一部車両が東葉高速鉄道に譲渡され1000系として活躍したが、こちらも新型車両2000系の増備に伴い2006年12月をもって全廃となった。その後は3連2本が千代田線北綾瀬支線で最後の活躍をしていたが、こちらも2014年5月をもって05系に置き換えられ、全車廃車となった。

5288(廃車) 各駅停車 三鷹 高円寺→三鷹 95km/h '02.2.5録音
音(YouTube) 11:03 CM-S330
モーター音は京成3200・3300・3500形(三菱車)とほぼ同じですが、こちらのほうがクリアに聞こえます。

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6000系
(全廃)
東京メトロ6000系
電機子チョッパ・145KW
VVVF(IGBT)・160KW
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:昭和46(1971)年

 千代田線用の20m4扉車。関東では初の電機子チョッパ車である。1次試作車、2次試作車でさまざまな試験を行った後、6102Fより6M4T編成に落ち着き増備が続けられた。当初非冷房であったが後に冷改。製造当初より冷房付きの編成もある。1次試作車はなぜか5000系と同等の電装品に換装して抵抗制御化。3連を組み北綾瀬支線で使用されていたが、2014年5月をもって05系に置き換えられ、廃車となった。2次試作車は10連VVVF化されたが、他の編成と組成が異なり小田急線に直通できなかった。こちらは2016年に廃車となった。量産車はチョッパ装置の老朽化に伴い初期の編成より制御装置の更新が行われた。チョッパ装置を更新したものとVVVF化されていたものがある。VVVF車は改造時期により6M4T編成のものと5M5T編成のものがある。JR常磐線、小田急小田原線・多摩線に直通し幅広く使用されているほか、かつては臨時列車として有楽町線で営業運転を行ったこともあった。16000系の増備により廃車が始まり、2012年9月をもってチョッパ車が姿を消した。廃車となったチョッパ車のうち、解体されたものは3編成のみで、その他はすべてインドネシアに輸出された。なお、千代田線の車両計画が変更となり、16編成増備の予定であった16000系が37編成増備とされ、6000系は全車置き換えられることとなった。このため、VVVF車も2015年より廃車が始まり、2018年11月をもって最後1編成が運用を終え、全車廃車となった。

チョッパ更新車・低音なし(回生失効)(全廃)
6906(廃車) 多摩急行 唐木田 栗平→小田急多摩センター 95km/h '08.4.12録音
音(YouTube) 6:13 R-09
チョッパ更新車です。この車両は低音なしですが、隣の車両が低音ありのため、少し音が聞こえてきます。回生は切られていたのか失効しただけなのかわかりませんが、2駅とも動作していません。この車両はインドネシアに輸出されました。

チョッパ更新車・低音なし(全廃)
6013(廃車) 多摩急行 唐木田 栗平→小田急多摩センター 100km/h '11.2.9録音
音(YouTube) 6:09 DR-2d
運転台寄りでの収録です。連結面寄りのモーターは低音ありで、小田急永山での減速時(トンネル内)で低音が聞こえてきます。主制御器非搭載の車両ですが、チョッパ更新車では、チョッパ音が搭載している車両と同じように聞こえてきます。この車両はインドネシアに輸出されました。

チョッパ低音なし(全廃)
6333(廃車) 各駅停車 綾瀬 取手→北柏 90km/h '10.10.29録音
音(YouTube) 9:26 DR-2d
モーター音は初期車と変わらない。この車両はインドネシアに輸出されました。

チョッパ更新車・低音あり(全廃)
6911(廃車) 多摩急行 唐木田 成城学園前→登戸 100km/h '05.1.18録音
音(YouTube) 3:43 CM-S330
中・高速域で低音が鳴る車両のうち、チョッパ更新車の走行音です。この車両はインドネシアに輸出されました。

チョッパ低音あり(全廃)
6927(廃車) 多摩急行 唐木田 小田急永山→小田急多摩センター 95km/h '07.2.15録音
音(YouTube) 2:48 CM-S330
中・高速域で低音が鳴る車両で、爆弾ドアとなった後期車の走行音です。この車両はインドネシアに輸出されました。

チョッパ低音あり(全廃)
6922(廃車) 各駅停車 我孫子 綾瀬→松戸 90km/h '03.3.5録音
音(YouTube) 10:38 CM-S330
JR線内の走行音です。この時はダイヤが乱れており、松戸駅手前で停止信号となります。この際、「入庫電車がこの電車の前を横断する」 旨放送があります。このような詳しい放送は、なかなか聞けません。2003年の収録ですので、営団地下鉄の時代です。この車両は、インドネシアに輸出されました。

VVVF(160KW/三菱)(全廃)
6921(廃車) 多摩急行 唐木田 新百合ヶ丘→小田急多摩センター 100km/h '10.4.8録音
音(YouTube) 9:26 AT9940
6000系では、160KWのVVVF車はすべて3レベル。変わった非同期音です。7000系の同仕様車に比べ非同期音が低い。この編成は、インドネシアに輸出されました。

VVVF(160KW/日立)(全廃)
6914(廃車) 多摩急行 唐木田 新百合ヶ丘→小田急多摩センター 95km/h '12.3.14録音
音(YouTube) 9:40 SP-TFB-2
7000系の同仕様車に比べ、変調が若干早いようです。

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7000系
(全廃)
東京メトロ7000系 東京メトロ7000系
電機子チョッパ・150KW
VVVF(IGBT)・160KW
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:昭和49(1974)年

 有楽町線用4扉ロングシート車。車体デザインは6000系にそっくりだが、制御装置にはマイナーチェンジが加えられている。当初は5連で製造され、のちに10連化された。また、当初は非冷房であったが、後に冷改。製造当初から冷房付きの編成も存在する。6000系同様チョッパ装置に老朽化に伴い初期の車両から順次VVVF化された。改造時期によりメーカー・仕様が異なり多くのバリエーションが発生している。副都心線開業に伴い対応工事が実施され、帯色は10000系に準じたものに変更された。また、このうち一部は8連化された。なお、副都心線対応対象外の編成と8連化による余剰車は廃車され、現在在籍する7000系は、全車がVVVF車となっている。廃車車両の一部はインドネシアに輸出された。東武東上線・西武池袋線・東急東横線に直通し、幅広く使用されている。なお、最高速度は長らく100km/hであったが、東急東横線直通時に110km/hに変更された。副都心線対応車も17000系増備に伴い2021年から廃車が始まっり、2022年4月、最後の1編成が運用を終え、全車廃車となった。
走行音動画のページに7000系の車窓動画があります。

チョッパ低音なし(全廃)
7908(廃車) 各停 新木場 大泉学園→練馬 95km/h '08.11.22録音
音(YouTube) 10:28 R-09HR
6000系(チョッパ低音なし)と同じ音。FS-388台車を装備した初期車の走行音です。

チョッパ低音なし(全廃)
7008(廃車) 普通 川越市 ふじみ野→川越 95km/h '09.1.14録音
音(YouTube) 7:31 R-09HR
主制御機非搭載、先頭車運転台寄りでの収録です。先頭M車の編成は姿を消しました。

チョッパ低音なし(全廃)
7922(廃車) 各停 新木場 石神井公園→練馬 90km/h '09.10.12録音
音(YouTube) 7:46 AT9940
FS-515台車を装備した後期車の走行音。音は初期車と変わりありません。練馬駅に停車してドアが開いてからチョッパ装置が動作しています。

チョッパ低音なし(全廃)
7317(廃車) 各停 川越市 要町→和光市 80km/h '09.3.8録音
音(YouTube) 16:31 DR-07
チョッパ車の地下鉄線内の走行音です。小竹向原駅では、既にホームドアが稼動していますが、手動で開閉しています。

チョッパ低音なし(異音車)(全廃)
7023(廃車) 普通 川越市 柳瀬川→川越 100km/h '09.11.28録音
音(YouTube) 14:34 AT9940
やや軽いジェット音と呼ばれる異音車の走行音です。7000系では、このような異音車は少なかったです。FS-515台車の後期車の走行音で、CPは低騒音型のC-2000Lとなっています。ふじみ野からは、先行列車に接近していますが、新河岸~川越間では最高速度を出しています。

チョッパ低音あり(全廃)
7017(廃車) 普通 新木場 朝霞台→和光市 100km/h '09.10.5録音
音(YouTube) 5:09 R-09HR
6000系(チョッパ低音あり)と同じ音です。FS-388台車を装備した初期型の走行音です。東上線ATC化後は、内側線の最高速度は90km/hとなり、このような高速走行は無くなりました。

チョッパ低音あり(全廃)
7334(廃車) 各停 所沢 新桜台→ひばりヶ丘 90km/h '08.12.2録音
音(YouTube) 20:21 R-09HR
FS-515台車の後期型の走行音。台車の違いによる音の違いはほとんどありません。この編成は現在8連VVVF化されています。

VVVF(160KW/三菱3レベル)(全廃)
7902(廃車) 普通 新木場 川越→みずほ台 90km/h '09.4.28録音
音(YouTube) 12:21 R-09HR
黄帯時代の7102Fの走行音で、FS-388台車の初期車の走行音です。160KW三菱3レベル車は7102F(黄帯時代)、7106F、7107Fの3編成が該当しました。変わった非同期音です。6000系の同仕様車に比べ非同期音が高い。この列車は3ノッチで加速しています。当時、東上線内では、このような運転がよく行われていましたが、最近はほとんど行われなくなりました。この車両は副都心線対応工事が行われ、165KW・三菱に換装され、5M5T化されました。

VVVF(160KW/三菱3レベル)(全廃)
7302(廃車) 各停/普通 川越市 氷川台→新河岸 85km/h '09.4.2録音
音(YouTube) 31:23 R-09HR
こちらも黄帯時代の7102Fの走行音で、FS-515台車を装備した後期車の走行音。志木停車時には小刻みにブレーキをかけているため、非同期音の変化がよくわかります。いかにも幽霊インバーターといった感じです。この編成は、現在165KW・三菱2レベルに換装され、5M5T編成となっています。6M4Tのまま副都心線対応改造予定→廃車候補→5M5T化、VVVF換装の上副都心線対応と数奇な運命をたどった編成です。

VVVF(160KW/三菱3レベル・非同期音低音)(全廃)
7402(廃車) 普通 川越市 和光市→朝霞 80km/h '08.3.11録音
音(mp3) 2:17 3.14MBECM-719
なぜか7402号の川越市寄りのみ6000系の同仕様車と同じ高さの非同期音となっていた。

VVVF(160KW/日立3レベル)(全廃)
7912(廃車) 各停 新木場 所沢→ひばりヶ丘 100km/h '08.11.24録音
音(YouTube) 11:31 R-09HR
日立3レベルは7112Fと7114Fの2編成のみと少数派でした。6000系の同仕様車より変調のタイミングが遅いようです。10000系の増備により、このタイプが最も早く全廃となりました。キノコ型といわれた超幅広貫通路の車両で、隣の車両のCPや発車合図のブザー音も聞こえてきます。有楽町線内準急となる旨の車内放送も今となってはレアです。

VVVF(160KW/日立3レベル)(全廃)(回生失効あり)
7014(廃車) 各停 新木場 清瀬→大泉学園 95km/h '08.11.15録音
音(YouTube) 9:22 R-09HR
最後尾車両での収録です。Mc車が存在した頃の収録です。ひばりヶ丘駅では回生失効しています。

VVVF(160KW/日立3レベル)(全廃)
7012(廃車) 各停 新木場 石神井公園→練馬 85km/h '09.6.14録音
音(mp3) 7:40 10.5MBR-09HR
フラットが非常に激しい車両での収録です。

VVVF(160KW/日立3レベル)(全廃)
7314(廃車) 各停 和光市 氷川台→和光市 80km/h '09.2.18録音
音(YouTube) 10:50 DR-07
僅か2編成と少数派だった日立3レベルのうち、FS-515台車を装備した後期車の走行音です。地下鉄線内での収録です。

VVVF(160KW/三菱2レベル)(全廃)
7309(廃車) 各停 和光市 小竹向原→和光市 80km/h '09.11.18録音
音(YouTube) 12:39 AT9940
160KWの三菱2レベルは7103F、7109Fと7128Fの3編成が該当しました。非同期音は05系の165KW三菱車(136F~138F・140F~143F)、08系と同じ音のようです。

VVVF(160KW/日立2レベル/異音車)(全廃)
7819(廃車) 各停 渋谷 中村橋→練馬 80km/h '09.9.24録音
音(mp3) 2:07 2.91MBDR-07
異音車の走行音。風切音のように聞こえますが、モーター音と完全に同期しています…。

VVVF(165KW/三菱)(全廃)
7910(廃車) 各停 元町・中華街 ひばりヶ丘→富士見台 100km/h '14.3.18録音
音(YouTube) 11:00 SP-TFB-2
非同期音は、10000系に近いですが、小さくて聞き取りにくいです。FS-388台車の初期型の走行音です。この車両はブレーキ時、80~75km/h付近でモーター音が非常に大きくなります。3番線発着の石神井公園駅では、4番線に列車がいないにもかかわらず、なぜか4番線用の発車サイン音が3番線用と同時に鳴っています。

VVVF(165KW/三菱)(全廃)
7833(廃車) 各停 元町・中華街 ひばりヶ丘→石神井公園 100km/h '14.3.22録音
音(YouTube) 7:36 SP-TFB-2
主制御器非搭載の車両での収録です。FS-515台車の後期車の走行音。この車両のモーター音は、全速度域でおとなしいです。

VVVF(165KW/三菱)(全廃)
7301(廃車) 各停 和光市 小竹向原→地下鉄赤塚 80km/h '15.4.2録音
音(YouTube) 7:32 SP-TFB-2
地下鉄線内の走行音。小竹向原~和光市間のワンマン運転開始をおよそ1ヶ月半後に控え、放送が路線名込みのものに変更されました。ただし、B線(和光市方面行き)では路線名は必要ないとの判断からか、短期間のうちに種別・行先のみの放送に再度変更されました。「2番線は、有楽町線、各駅停車和光市行きです」という放送は大変レアなものとなりました。

VVVF(165KW/三菱/空転・滑走)(全廃)
7330(廃車) 各停 渋谷 練馬高野台→練馬 90km/h '09.2.26録音
音(YouTube) 5:40 R-09HR
空転、滑走ともしやすく、特に加速度が低下する傾向にあるようです。晴天時との差が大きいようです。

VVVF(165KW/日立)(全廃)
7304(廃車) 各停 所沢 富士見台→保谷 95km/h '08.11.26録音
音(YouTube) 12:07 R-09HR
非同期音は日立2レベルIGBTの標準的なものだが、160KW車とは音の高さが異なっている。黄帯時代の走行音で、ドアチャイムが現在と異なっています。

VVVF(165KW/日立)(全廃)
7304(廃車) 普通 川越市 みずほ台→新河岸 90km/h '12.12.20録音
音(mp3) 10:03 13.8MBSP-TFB-2
副都心線対応工事施行後の現在の走行音です。全電気ブレーキ対応ですが、停車直前の音が独特です。

VVVF(165KW/日立)(全廃)
7905(廃車) 普通 新木場 川越→鶴瀬 100km/h '12.10.30録音
音(YouTube) 10:09 SP-TFB-2
こちらはFS-388台車を装備した初期車の走行音です。

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8000系 東京メトロ8000系 東京メトロ8000系
電機子チョッパ・160KW
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:昭和56(1981)年

 半蔵門線用4扉ロングシート車。車体は7000系が基本となっているが前面デザインが若干変更されている。足回りは、乗り入れ先の東急田園都市線内の高速運転に対応するためモーター出力をアップし、歯車比も高速向けとなった。当初非冷房であったが後に冷改、製造当初より冷房付きの編成もある。現在、東急田園都市線・東武伊勢崎線・日光線に直通し幅広く使用されており、乗り入れ先では優等列車の運用も多い。チョッパ装置の老朽化に伴い順次VVVF化が進められ、2015年4月、最後まで残ったチョッパ車1編成がVVVF化のため入場し、チョッパ車は姿を消した。18000系増備に伴い、2021年から廃車が始まった。
走行音動画のページに8000系の車窓動画があります。

チョッパ(消滅)
8208(廃車) 各停 鷺沼 二子玉川→宮前平 85km/h '10.12.1録音
音(YouTube) 10:55 DR-2d
モーター音は、6000系・7000系(いずれもチョッパ車)とは違います。初期に製造された車両は7000系後期車と同じドアエンジンで、俗に言う爆弾ドアとなっています。この車両は、75~80km/hくらいの床振動が非常に大きいです。

チョッパ(回生失効あり)(消滅)
8215 各停 久喜 中央林間→つくし野 90km/h '08.3.25録音
音(YouTube) 7:06 R-09
この車両では、7000系(チョッパ低音あり)のような低音がかすかに聞こえます。単なる個体差でしょうが、上の8207号とはずいぶん違った雰囲気です。つくし野駅では回生失効していますが、停止寸前になぜかチョッパ装置が動作しています。

チョッパ(異音車)(消滅)
8201 各停 水天宮前 つきみ野→つくし野 90km/h '02.9.24録音
音(YouTube) 5:01 CM-S330
いわゆるジェット音と呼ばれる異音車の走行音。未更新で、ドアチャイムはありません。営団時代の収録です。この編成は現在VVVF化されています。

VVVF(現在)(営団チャイム+改良型ドア)
8211(廃車) 各停 清澄白河 中央林間→長津田 90km/h '10.12.15録音
音(YouTube) 10:40 H1
ソフト変更により、登場時に比べ変調時の音の大きさはずいぶん軽減されました。なお、非同期音は変わっていません。ドアが改良された後期車の走行音です。現在、8000系から営団チャイムは消滅しています。

VVVF(現在)(営団チャイム+爆弾ドア)
8209 各停 中央林間 長津田→中央林間 90km/h '14.11.27録音
音(YouTube) 9:51 SP-TFB-2
こちらはSP-TFB-2での録音です。爆弾ドアの初期車の走行音です。この編成は「パッとビジョン」が設置され、ドアチャイムは副都心線7000系と同じものに変更となりました。現在、8000系から営団チャイムは消滅しています。

VVVF(現在)(JRチャイム+爆弾ドア)
8204 各停 中央林間 長津田→中央林間 90km/h '15.1.18録音
音(YouTube) 9:51 SP-TFB-2
こちらも爆弾ドアの初期車の走行音ですが、後期に改造された、17インチ液晶ディスプレイが搭載された車両で、10000系やJRと同じドアチャイムとなっています。JRチャイムと爆弾ドアの組み合わせは、8104Fと8108Fの2編成のみとなっています。

VVVF(現在)(JRチャイム+爆弾ドア)
8208(廃車) 急行 鷺沼 三軒茶屋→鷺沼 90km/h '17.4.18録音
音(YouTube) 18:19 SP-TFB-2
この日は、朝ラッシュ時混雑によるダイヤ乱れが発生しており、運用の都合により急行 鷺沼行きが運転されました。運転見合わせ区間が半蔵門線・東武線も含め全く無いにもかかわらず急行 鷺沼行きが運転されるのは、とても珍しいです。途中駅や鷺沼駅での各駅停車への連絡は一切無く、二子玉川以遠はノロノロ運転です。僅か2編成しかないJRチャイム+爆弾ドアの編成で、貴重な収録になりました。

VVVF(現在)(京急海側チャイム+爆弾ドア)
8202 各停 中央林間 長津田→中央林間 90km/h '16.11.9録音
音(YouTube) 10:00 SP-TFB-2
「パッとビジョン」と呼ばれる、簡易LCD設置車の走行音。ドアチャイムは京急の海側や副都心線7000系と同じものとなっています。

VVVF(現在)(営団チャイム+爆弾ドア)(空転・滑走)
8209 各停 渋谷 中央林間→つくし野 85km/h '15.1.22録音
音(YouTube) 7:17 SP-TFB-2
雨天時の空転・滑走する走行音です。空転しやすいようで、空転制御の関係でなかなかスピードが上がりません。滑走もかなり激しく、つきみ野とすずかけ台では激しい振動を伴っています。晴天時との差が大きいです。

VVVF(現在)(JRチャイム+改良型ドア)(異音車)
8212(廃車) 各停 中央林間 鷺沼→長津田 100km/h '15.12.23録音
音(YouTube) 15:52 SP-TFB-2
異音車の走行音で、ほとんどの速度域で音が濁って聞こえます。出だしの音は、歯車比16:xの車両に似た感じになっています。ドアが改良された後期車では、8111Fと8113F以外すべてがJRチャイムとなっています。

VVVF(現在)(京急海側チャイム+改良型ドア)
8213 各停 中央林間 たまプラーザ→中央林間 100km/h '18.2.21録音
音(YouTube) 23:52 SP-TFB-2
ドアエンジンがドア上に設置された後期車のうち、「パッとビジョン」と呼ばれる簡易LCD設置車の走行音です。ドアエンジン改良車と「パッとビジョン」の組み合わせは8111Fと8113Fの2編成のみとなっています。藤が丘駅ではオーバーランしているほか、すずかけ台駅では停止直前に非常ブレーキを使用しています。

VVVF(登場時)
8203(廃車) 区間準急 南栗橋 西新井→新越谷 100km/h '06.3.17録音
音(YouTube) 11:03 CM-S330
制御装置は三菱製。登場時は加速時の変調の音が極めて大きいものでした。減速時は現在と大きな差はありません。モーター音は6000系・7000系改造車と同じですが、歯車比は1:5.73のままなので回転数が低いです。

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9000系 東京メトロ9000系 東京メトロ9000系
VVVF(GTO)・190KW
VVVF(IGBT)・190KW
製造初年:平成3(1991)年

 南北線用4扉ロングシート車。1次車は車端部にクロスシートがあるが2次車以降はオールロングシートである。VVVFインバータ制御でモーター出力は190KW。4M4Tの8連を組むことを前提に設計されたが、全車6連を組んでいる。第15編成までは4M2T、第16~21編成は4M2T編成だがM2車の片台車をT台車とし実質3M3T、第22編成以降は3M3T編成を組んでいる。1次車はGTO、2次車以降はIGBTで製造された。制御装置のメーカーはGTOが三菱製と日立製、IGBT車が三菱製、日立製と東芝製が存在する。現在東急目黒線と埼玉高速鉄道に直通している。2016年から初期車のB修と呼ばれるリニューアル工事が始まり、フルSiCのIGBT-VVVF装置に換装され、3M3T化された。GTO車として最後まで残った9101Fが2018年12月にB修のため新木場に入場し、GTO車は姿を消した。

GTO(三菱)(消滅)
9207 各停 日吉 多摩川→新丸子 75km/h '12.1.5録音
音(mp3) 2:01 2.78MBSP-TFB-2
三菱GTOの標準音で改造前の05系第14編成と同じ音。この編成は現在、リニューアル工事が施工され、制御装置が換装されています。

GTO(三菱)(消滅)
9705 各停 浦和美園 日吉→武蔵小杉 100km/h '13.2.25録音
音(YouTube) 4:09 SP-TFB-2
主制御機非搭載の車両での収録です。この編成は現在、リニューアル工事が施工され、制御装置が換装されています。

GTO(日立)(消滅)
9601 各停 日吉 武蔵小杉→日吉 70km/h '13.3.7録音
音(YouTube) 4:25 SP-TFB-2
日立GTOの標準的な音です。日吉寄り車端部での収録で、インバーターのノイズがよく聞こえます。

GTO(日立)(消滅)
9203 各停 日吉 奥沢→日吉 100km/h '16.3.6録音
音(YouTube) 10:35 SP-TFB-2
こちらは、浦和美園寄り車端部での収録です。日吉寄り車端部に比べ、インバーター音はややマイルドになります。

IGBT(三菱)
9215 各停 日吉 武蔵小杉→元住吉 90km/h '13.2.28録音
音(mp3) 2:02 2.80MBSP-TFB-2
03系VVVF(三菱)とほぼ同じ音。

IGBT(日立)
9206 各停 日吉 奥沢→日吉 100km/h '16.3.21録音
音(YouTube) 11:14 SP-TFB-2
非同期音は07系(日立)と同じ超高音タイプ。この日立IGBTは、9102F、9104F、9106F、9108F~9113Fが該当し、9000系では最大勢力となっています。

IGBT(日立)
9204 各停 日吉 多摩川→元住吉 90km/h '13.2.26録音
音(YouTube) 5:27 SP-TFB-2
本形式は惰行時の床振動が大きい傾向がありますが、この車両は特に大きく、特に50km/h以上では惰行時だけでなく加速中や減速中にも振動しています。

IGBT(東芝)
9217 各停 日吉 奥沢→新丸子 85km/h '16.3.20録音
音(YouTube) 5:36 SP-TFB-2
東芝IGBT後期の標準的な非同期音です。東芝IGBTは9116F~9121Fが該当します。

IGBT(東芝)(晴天なのに空転)
9220 各停 日吉 奥沢→日吉 95km/h '17.2.19録音
音(YouTube) 5:36 SP-TFB-2
この時は、車両の調子が悪かったようで、晴天にもかかわらず空転し、ギクシャクしています。奥沢駅入線後、なかなか発車せず、2分程度の遅れで運転されています。

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10000系 東京メトロ10000系 東京メトロ10000系
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:平成18(2006)年

 有楽町線・副都心線用4扉ロングシート車で、東京メトロとしては初めてのオリジナルデザインの新形式車。車体は、内外装とも斬新なデザインで、直通先も含めた多くの利用者の支持を獲得、グッドデザイン賞を受賞した。直通先の西武鉄道が自社の新車30000系に本形式の内装をそっくりコピーしたことはあまりに有名。足回りは新05系165KW車や08系とほぼ同じで三菱製IGBT、モーター出力は165KW。ただし非同期音は08系とは異なっている。当初4編成が先行投入され、有楽町線で営業運転を行った。誘導障害の影響から、登場後しばらくの間西武線には直通していなかったが、2007年1月より直通が開始された。増備計画はたびたび変更となり、最終的に36編成が増備された。現在、有楽町線・副都心線の主力として活躍するほか、東武東上線・西武池袋線・東急東横線に直通し、幅広く使用されている。
走行音動画のページに10000系の車窓動画があります。

1次車(登場時・自動放送故障)
10201 普通 川越市 朝霞→志木 85km/h '06.10.18録音
音(YouTube) 5:13 CM-S330
非同期音以外の音は新05系165KW車や08系と同じです。非同期音は現在とは異なり、08系の音の上がり下がりをなくした感じの音でした。この時はダイヤが乱れており、10000系が登場間もなかったこともあり、自動放送の設定がうまくいかなかったようです。

1次車(量産化改造後、現在)(高加速)
10201 普通 川越市 ふじみ野→川越 100km/h '11.12.2録音
音(YouTube) 6:47 SP-TFB-2
この日はダイヤが乱れており、高加速モードに設定されていました。加速時に変調するポイントが通常より早めになっています。加速度は4.0km/h/s前後でしょうか。

2次車以降(空転・滑走)
10921 普通 川越市 ふじみ野→川越市 100km/h '13.2.6録音
音(YouTube) 9:13 SP-TFB-2
雪の日に空転・滑走している走行音です。

2次車以降(空転・滑走・オーバーラン)
10906 各停 新木場 秋津→ひばりヶ丘 100km/h '17.7.25録音
音(YouTube) 9:28 SP-TFB-2
ゲリラ豪雨の中を行く走行音です。0:30付近で突然音が小さくなる瞬間がありますが、これは秋津駅の跨線橋の下を通過し、一瞬雨が車体に当たらなくなったためで、いかに雨が激しいかがわかると思います。秋津~清瀬間走行中の1:34、清瀬駅で後退作業中の3:12、清瀬駅発車後の4:57には雷鳴が聞こえます。豪雨によりブレーキの利きもかなり悪くなっており、清瀬駅ではオーバーランしています。

2次車以降
10912 準急 渋谷 所沢→練馬 105km/h '12.12.15録音
音(YouTube) 27:14 SP-TFB-2
主制御器非搭載の車両での走行音です。ひばりヶ丘で急行を待避します。東横線直通前で、渋谷行きが日常的に走っていた頃の収録です。

2次車以降(ホームドア+営団ブザー)
10228 各停 新木場 和光市→小竹向原 80km/h '10.10.20録音
音(YouTube) 13:07 R-09HR
ホームドアは稼働していますが、発車メロディーは導入されていない頃の収録で、営団ブザーによる発車合図となっています。小竹向原では2番線に到着します。 このファイルがR-09HR最後の収録となりました。

2次車以降(戸締め減圧機構なし)
10217 各停 清瀬 小竹向原→ひばりヶ丘 90km/h '09.1.14録音
音(YouTube) 24:10 R-09HR
副都心線ホームドアとの関係か、2008年6月頃から2010年7月頃まで戸閉め減圧機構が使用停止となっていました。現在は使用が再開されています。小竹向原駅の「物を立てかけることはお止めください」という旧バージョンの放送が懐かしいです。ところで、起動の瞬間に「ピコ」という音(具体的にはG♯-F♯)が鳴っていますが、制御装置から発せられる音なのでしょうか…。富士見台など、対向車の無いところでは、よく聞き取れます。

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15000系 東京メトロ15000系
VVVF(IGBT)・225KW
製造初年:平成22(2010)年

 混雑が激しく遅延が目立つ東西線のラッシュ対策で導入されたワイドドア車。車体は新05系最終増備車のものが基本となっている。種別・行先表示は東京メトロでは初採用となるフルカラーLEDとなった。足回りは、制御装置は10000系と同等のものを使用しているが、歯車比は1:7.79に戻り、モーター出力は225KWに強化。5M5Tの編成を組んでいる。当初13編成が製造され、05系チョッパ車を置き換えた。現在、05系・07系と共通運用になっており、中央・総武緩行線、東葉高速鉄道にも直通している。その後、2017年、5年半ぶりに3編成が増備され、現在は16編成が在籍する。なお、この3編成の足回りは、それ以前の車両と同じ仕様で製造され、マイナーチェンジは無かった。

15913 各駅停車 三鷹 高円寺→三鷹 95km/h '17.2.3録音
音(YouTube) 10:46 SP-TFB-2
非同期音は10000系と同じ。歯車比は1:7.79で回転数が高い。モーターは外扇タイプで高速域では高音が目立ちます。

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16000系 東京メトロ16000系 東京メトロ16000系
VVVF(IGBT)・205KW
製造初年:平成22(2010)年

 老朽化が目立っていた千代田線6000系の置き換え用として導入された車両。車体は10000系のものが基本となっている。足回りのスペックは、モーター出力205KW、歯車比は1:7.79、4M6T編成と、06系と同じものに戻った。主電動機は、永久磁石同期電動機(PMSM)を02系改造車に引き続き採用。メーカーは東芝製である。当初の計画通り16編成が製造され、6000系チョッパ車と06系を置き換えた。最初の5編成は、10000系同様前面の非常口が中央に設置されたが、第6編成からは15000系同様、車掌台側に設置され、運転台が広げられている。その後、増備計画が16編成から37編成へ変更となり、残った6000系(VVVF改造車)も置き換えることとなり、マイナーチェンジされた4次車が2015年より製造されている。この4次車からは制御装置が三菱製に変更されており、車体帯色も一部変更されている。現在37編成が存在し、常磐緩行線取手まで、小田急線伊勢原まで直通運転している。

東芝
16901 多摩急行 唐木田 新百合ヶ丘→小田急多摩センター 100km/h '15.12.31録音
音(YouTube) 10:10 SP-TFB-2
非同期音は、出だしの音が02改造車より1オクターブ低いです。モーター音は、加減速時に基音の1オクターブ+短3度下の音が鳴るのが特徴的です。音は大きめで、しっかりとした音です。歯車比が低速向けのため、回転数が高いです。

三菱
16930 多摩急行 唐木田 新百合ヶ丘→小田急多摩センター 95km/h '16.12.31録音
音(YouTube) 9:42 SP-TFB-2
非同期音は東芝車と比べ、とても静かです。モーター音は、東芝車と同じです。

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1000系 東京メトロ1000系
VVVF(IGBT)・120KW
製造初年:平成24(2012)年

  銀座線の01系を置き換えるため製造された16m3扉ロングシート車。デザインは昭和2年開業当時の車両をイメージしたものとなっており、車体全体が黄色(屋根部は赤)となっている。もっともこの色はラッピングであり、塗装ではないが、東京メトロとしては1996年に引退した500形以来久しぶりの「銀色でない車両」となった。足回りは16000系や02系改造車と同様のPMSMが採用された。オールM編成だが、先頭車の運転台側は完全なT台車である。また、他のM台車についても主電動機は1台車に1台となっており、実質2.5M3.5T編成である。歯車比は16000系と同じ1:7.79となっている。2017年3月、01系最後の1編成が運用を終え、銀座線の全列車がこの形式に統一された。6連40本が製造され、これは01系の本数(38本)を上回っている。最後の2編成は、レトロ調の特別仕様となっている。車両としての完成度や居住性の良さ、新しい機能などが高く評価され、2013年、地下鉄の車両としては初めてブルーリボン賞を受賞。通勤型のロングシート車両がこの賞を受賞するのは珍しく、JR東日本の特急型電車E657系を抑えての受賞となった。

1212 各駅停車 浅草 虎ノ門→浅草 65km/h '15.12.31録音
音(YouTube) 20:51 SP-TFB-2
2次車の走行音。量産先行車の第1編成からの変更点は少なく、走行音に違いは無いようです。動力車軸側で収録しているのですが、音は小さいです。

1201 各駅停車 浅草 日本橋→浅草 65km/h '14.12.31録音
音(YouTube) 13:39 SP-TFB-2
モーターが1台車1台なのでとても静かで、音がよく聞き取れません。歯車比からすると、16000系と似た音が鳴っているはずなのですが…。非同期音は16000系東芝車と同じで、02系改造車とは音の高さが違います。量産先行車である第1編成での収録です。

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01系
(全廃)
東京メトロ01系
電機子チョッパ・120KW
VVVF(IGBT)・120KW
製造初年:昭和58(1983)年

 銀座線の2000系など抵抗制御車を置き換えるため製造された16m3扉ロングシート車。当初非冷房だったが後に冷改。後期に製造されたものは当初より冷房付きである。電機子チョッパ車だが、当時最先端だった高周波分巻チョッパである。起動時に3段階の音階になっているチョッパ音が面白い。最後の2編成はVVVFとなっていた。モーター出力は120KWである。特殊サイズの車体のため通常は銀座線のみで使用されていたが、検査時に中野工場への入出場列車として丸ノ内線に入線することがあり、ホームドア導入前は丸ノ内線で臨時営業運転を行ったこともあった。1000系増備に伴い2013年から廃車が始まり、最後の1編成が2017年3月10日に定期運用を終了。翌々日12日の廃車回送を兼ねたイベント運転をもって全ての運用を終了し、全車廃車となった。廃車車両の一部は熊本電鉄に譲渡された。

チョッパ
01 529(廃車) 各駅停車 浅草 虎ノ門→上野 65km/h '12.3.11録音
音(YouTube) 14:55 SP-TFB-2
独特のチョッパ音を除けば6000系・7000系チョッパ低音無しと同じ音です。京橋駅では回生失効していますが、停止直前になってチョッパ装置が作動しています。日立製チョッパを搭載した編成です。

チョッパ(回生失効あり)
01 504(廃車) 各駅停車 渋谷 虎ノ門→表参道 65km/h '13.12.31録音
音(YouTube) 8:50 SP-TFB-2
こちらは、日立製チョッパを搭載した初期の車両です。音に違いは無いようです。青山一丁目では回生失効しています。

チョッパ
01 509(廃車) 各駅停車 浅草 虎ノ門→神田 65km/h '12.12.29録音
音(YouTube) 10:17 SP-TFB-2
こちらは、三菱製チョッパを搭載した車両です。音に違いは無いようです。日本橋では減速途中で回生失効しています。

チョッパ
01 523(廃車) 各駅停車 浅草 虎ノ門→浅草 65km/h '13.12.23録音
音(YouTube) 20:22 SP-TFB-2
引退迫る01系の長区間走行音です。末広町と稲荷町では回生失効しています。

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02系 東京メトロ02系 東京メトロ02系
電機子チョッパ・120KW
VVVF(IGBT)・120KW
製造初年:昭和63(1988)年

 丸ノ内線の500系など抵抗制御車を置き換えるため製造された18m3扉ロングシート車。6両固定編成が製造され、第19編成までは電機子チョッパ、それ以降はVVVFとして製造された。どちらも足回りは01系と同一。VVVFのメーカーは三菱、日立、東芝の3社。丸ノ内線(池袋~荻窪間)の02系化が完了したのち方南町支線でも02系化が行われることとなり、3両固定編成が製造され、80番台に区分された。足回りは6連VVVF車とほぼ同じだが、MT比を1:1とするため01-180の片台車をT台車とし、1.5M1.5Tとしている。チョッパ車は2009年より順次更新工事が施行され、VVVF化が行われた。主電動機にはPMSMが採用された。また、戸閉め減圧機構も採用され、ドア開閉音も変わった。2014年5月に最後のチョッパ車が更新工事を終え、全車VVVF化が完了した。今後丸ノ内線は昇圧とCBTC導入が予定されており、それに対応した新型車両2000系に置き換えられることとなった。2018年10月に02 148編成が初めての廃車となり、以降廃車が進んでいる。
走行音動画のページに02系の車窓動画があります。

チョッパ(消滅)
02 207 各駅停車 池袋 荻窪→新高円寺 75km/h '12.3.11録音
音(YouTube) 4:40 SP-TFB-2
01系チョッパ車と同じ音。現在、02系は全車VVVF化されました。

VVVF(三菱)(全廃)
02 241(廃車) 各駅停車 池袋 茗荷谷→池袋 75km/h '12.3.25録音
音(YouTube) 5:28 SP-TFB-2
非同期音は9000系(IGBT・三菱)や03系(VVVF・三菱)と同じです。このタイプは第20~42編成と方南町支線用全車が該当し、02系では最大勢力となっています。

VVVF(三菱)(全廃)
02 235(廃車) 各駅停車 池袋 茗荷谷→池袋 70km/h '13.11.22録音
音(YouTube) 8:44 SP-TFB-2
ラッシュ時間帯の列車です。新大塚~池袋間では、何度も停止信号で停車しています。この区間のラッシュ時間帯では、よくある光景です。

VVVF(三菱)(全廃)(回生失効あり)
02 242(廃車) 各駅停車 池袋 荻窪→新高円寺 75km/h '12.3.11録音
音(YouTube) 4:57 SP-TFB-2
新高円寺では75km/hから減速中に、70km/hほどで回生失効しています。

VVVF(日立)(全廃)
02 248(廃車) 各駅停車 池袋 茗荷谷→池袋 75km/h '13.12.31録音
音(YouTube) 5:26 SP-TFB-2
非同期音は03系(VVVF日立)や07系同様、極めて高い音が鳴る。このタイプは、第43~49編成が該当します。日立車は一足先に全廃となりました。

VVVF(東芝)
02 252(廃車) 各駅停車 池袋 茗荷谷→池袋 75km/h '16.12.31録音
音(YouTube) 5:42 SP-TFB-2
非同期音は05系IGBT車や06系と同じです。このタイプは第50~53編成の4編成のみの存在で、少数派です。

VVVF改造車
02 214 各駅停車 池袋 茗荷谷→池袋 75km/h '16.12.11録音
音(YouTube) 5:14 SP-TFB-2
VVVF改造車の走行音。東芝PMSMが採用されました。出だしの非同期音が16000系より1オクターブ高くなっています。また、モーター音は単調な音で、16000系のような和音にはなっていません。歯車比はチョッパ時代のままとなっています。ドアエンジンは戸閉減圧機構を備えたものに交換され、ドアチャイムもJR東日本タイプのものに変更されています。

VVVF改造車
02 218 各駅停車 池袋 茗荷谷→池袋 75km/h '16.12.31録音
音(YouTube) 6:04 SP-TFB-2
新大塚駅では車両に搭載されている乗降促進メロディー・放送が流れますが、車外スピーカーの音質が悪いです。チョッパ時代から変わっていないようです。

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03系
(全廃)
東京メトロ03系
電機子チョッパ・160KW
VVVF(IGBT)・190KW
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:昭和63(1988)年

 日比谷線の3000系を置き換えるため製造された18m3扉ロングシート車。第25編成までは電機子(高周波分巻)チョッパでモーター出力は160KW、それ以降はVVVFインバータ制御となっている。混雑緩和策の一環として5扉車も製造され、東武20050系とともに混雑緩和に貢献した。なお、5扉車は2扉を閉め切り3扉車とする機能があるが、現在はほとんど使用されていない。現在、東武伊勢崎線・日光線南栗橋まで直通運転している。かつては東急東横線菊名まで直通運転していたが、2013年3月をもって廃止された。2012年より一部のチョッパ車のVVVF化が行われたが、02系改造車のようなPMSMではなく、一般の誘導電動機が使用されており、車体には手が加えられていない。日比谷線では、2016年~2019年にかけて20m4扉化されることとなっており、本系列はそれまでに全廃となる予定である。2017年初頭より廃車が開始され、2018年10月をもってチョッパ車および5扉車が全車廃車となり、在籍する車両はすべて3扉VVVF車となった。置き換えのペースは速く、2019年5月、機器換装をしていないオリジナル車(VVVF車)最後の1編成が廃車となった。その後、機器換装車も続々と廃車され、2020年3月、最後の1編成が廃車となり全廃となった。廃車車両の一部は熊本電鉄、北陸鉄道と長野電鉄に譲渡されました。

チョッパ(全廃)
03 204(廃車) 普通 中目黒 東武動物公園→北春日部 90km/h '12.3.25録音
音(YouTube) 5:16 SP-TFB-2
足回りは05系チョッパ車と共通。モーター音の音程、チョッパ音の音程とも02系とは違う。この編成はVVVF化されました。また、この車両は長野電鉄に譲渡されました。

チョッパ(全廃)
03 620(廃車) 各停 菊名 日吉→菊名 110km/h '13.2.12録音
音(YouTube) 6:30 SP-TFB-2
現在は聞くことのできない東急東横線内の走行音。日吉→綱島では、設計最高速度目一杯の110km/hを出しています。日立製チョッパの車両です。

チョッパ(全廃)
03 608(廃車) 各停 菊名 元住吉→菊名 110km/h '13.2.20録音
音(YouTube) 8:57 SP-TFB-2
こちらも現在は聞くことのできない東急東横線内の走行音。日吉→綱島では、110km/h運転をしています。三菱製チョッパの車両です。 日立製チョッパの車両と音に違いは無いようです。

チョッパ(異音車)(全廃)
03 617(廃車) 各停 菊名 中目黒→多摩川 100km/h '13.2.20録音
音(YouTube) 11:35 SP-TFB-2
8000系等と傾向は同じ。中目黒発車直後の25km/h制限時の音が凄いことになっています。

VVVF(三菱)(全廃)
03 640(廃車) 各停 菊名 日吉→大倉山 110km/h '13.2.10録音
音(YouTube) 4:22 SP-TFB-2
音は9000系(IGBT・三菱)と同じです。東急東横線内の走行音で、日吉→綱島では110km/hを出しています。歯車比が低速向けなので、回転数がきわめて高いです。

VVVF(日立)(全廃)
03 631(廃車) 各停 菊名 日吉→菊名 110km/h '13.2.25録音
音(YouTube) 6:19 SP-TFB-2
非同期音は07系日立車同様、かなり高い音が鳴るタイプ。110km/h運転時の回転数がすごいです。

VVVF改造車(全廃)
03 604(廃車) 各停 菊名 日吉→菊名 110km/h '13.3.11録音
音(YouTube) 6:26 SP-TFB-2
VVVF改造車の走行音。音は非同期音・モーター音とも8000系改造車と同じです。改造車が東横線内で営業運転したのは短期間で、編成数も少なかったため、大変レアな走行音になりました。

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05系 東京メトロ05系 東京メトロ05系
電機子チョッパ・160KW
VVVF(GTO)・200KW
VVVF(IGBT)・205KW
製造初年:昭和63(1988)年

 老朽化した東西線5000系を置き換えるため製造された4扉ロングシート車。ここでは前面デザインが変更される前の第24編成までを05系、それ以降を新05系として扱う。第1~13編成までと第15~18編成は電機子(高周波分巻)チョッパでモーター出力は160KW。第14編成はVVVF試作車で、GTOでモーター出力は200KWだったが、2012年の更新時に16000系東芝車と同じ機器に換装された。第19~24編成は06・07系とほぼ共通の機器構成でモーター出力は205KW。第14~18編成はワイドドア車である。チョッパ車は5M5T、VVVF車は4M6T編成を組み、JR中央・総武緩行線、東葉高速鉄道に乗り入れ活躍中。15000系増備に伴い、非ワイドドアのチョッパ車は全車運用を外れ、4本は3連VVVF化され、千代田線北綾瀬支線に転属、その他の車両は廃車となった。廃車車両の一部はインドネシアに輸出された。また、ワイドドアのチョッパ車(第15~18編成)はVVVF化が行われた。2016年7月、チョッパ車最後の1編成がVVVF化のため入場し、チョッパ車は姿を消した。VVVF改造車は16000系東芝車と同じ機器が使われており、歯車比は1:7.79に変更された。その後、VVVF(IGBT)車についても2018年からB修が始まり、機器換装を伴うリニューアルが行われている。
走行音動画のページに05系の車窓動画があります。

チョッパ(消滅)
05 210(廃車) 各駅停車 三鷹 高円寺→吉祥寺 95km/h '08.12.11録音
音(YouTube) 8:09 R-09HR
音は03系チョッパ車と同じ。この車両はインドネシアに輸出されました。

VVVF(GTO)(消滅)
05 214 各駅停車 三鷹 高円寺→吉祥寺 95km/h '03.12.26録音
音(YouTube) 7:56 CM-S330
第14編成の登場時はGTOでした。9000系三菱GTOと同じ音です。現在はIGBT(PMSM)化されています。

VVVF(IGBT)
05 920 各駅停車 三鷹 高円寺→西荻窪 85km/h '11.12.12録音
音(YouTube) 6:24 SP-TFB-2
制御装置は東芝製で06系と同じ音。歯車比が低速向けのため、モーターの回転数が高い。

VVVF改造車
05 915 各駅停車 三鷹 中野→三鷹 90km/h '17.2.14録音
音(YouTube) 15:22 SP-TFB-2
チョッパ車で、VVVF化改造された車両の走行音です。機器は16000系東芝車と同じで、歯車比もチョッパ時代の1:5.73から16000系と同一の1:7.79に変更されているため、音は16000系東芝車と全く同じです。ドアエンジンとドアチャイムも変更されています。

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新05系 東京メトロ新05系
VVVF(IGBT)・205KW
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:平成12(2000)年

 0系列では最も長期間に渡り増備されている05系だが、第25編成以降は前面デザインが大幅に変わり、俗に新05系と呼ばれている。第25~33編成は従来の05系の第19~24編成とほぼ同じ機器構成でモーター出力205KW、4M6T編成を組む。第34編成以降は08系と共通の165KW、5M5T編成に改められ、歯車比は高速向けになった。制御装置のメーカーは、205KW車、165KW車ともに三菱製と日立製が存在し、非同期音は各々異なっている。

205KW(三菱)
05 928 各駅停車 三鷹 高円寺→三鷹 95km/h '17.1.11録音
音(YouTube) 12:02 SP-TFB-2
きわめて低速向けの歯車比のためモーターの回転数はかなり高い。音は非同期音も含め埼玉高速2000系によく似ています。このタイプは、第25~30編成が該当します。

205KW(日立)
05 931 各駅停車 三鷹 中野→三鷹 95km/h '17.1.20録音
音(YouTube) 13:15 SP-TFB-2
きわめて低速向けの歯車比のためモーターの回転数はかなり高い。非同期音は、音の高さと変調の仕方は7000系160KW日立2レベル車に似ていますが、少し濁った音になっているのが特徴的です。このタイプは、第31~33編成の3編成のみで、少数派となっています。

165KW(三菱)
05 834 各駅停車 三鷹 高円寺→吉祥寺 95km/h '17.1.10録音
音(YouTube) 8:04 SP-TFB-2
足回りは08系と共通であり、音は全く同じです。歯車比が高速向けとなり(1:6.21)モーターの回転数が減ったため、歯車比が1:7.79の車両に比べ、音がかなり低くなりました。このタイプは、第34~36、40~43編成が該当します。

165KW(日立)
05 838 各駅停車 三鷹 高円寺→吉祥寺 90km/h '17.1.13録音
音(YouTube) 8:35 SP-TFB-2
歯車比が高速向けとなった165KW車のうち、日立製の制御装置を搭載した車両の走行音。非同期音の音の高さが205KW車とは異なっています。このタイプは、第37~39編成の3編成のみで、少数派となっています。

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06系
(全廃)
東京メトロ06系
VVVF(IGBT)・205KW
製造年:平成4(1992)年

 千代田線・常磐線各駅停車増発に伴う運用増に対応して増備された車両。車体は有楽町線07系と同一、足回りは05系VVVF(IGBT)と同じ東芝製。1本のみの在籍で6000系・16000系と共通運用が組まれていたが、16000系3次車増備に伴い2015年2月頃に運用を離脱し、しばらく休車となったのち、廃車、解体された。1本のみの存在で、同線の旧型車両(6000系)より先に姿を消したという意味では、かつて同じ路線を走ったJR207系900番台と同じ運命を辿ったと言えるが、ヘッドマークを付け盛大にさよなら運転を行った207系900番台と異なり、何のアナウンスもなくひっそり引退と、何とも寂しい最期となった。

06 901(廃車) 多摩急行 唐木田 新百合ヶ丘→小田急多摩センター 90km/h '14.12.22録音
音(YouTube) 11:18 SP-TFB-2
05系第19~24編成と同一の足回りのため、音は同じです。この時は、ダイヤが乱れており、はるひ野付近から先行列車との間隔が詰まっています。多摩線内で列車が詰まるのは珍しいことです。

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07系 東京メトロ07系
VVVF(IGBT)・205KW
製造初年:平成4(1992)年

 有楽町新線開業・西武池袋線直通に伴う運用増に対応して製造された20m4扉ロングシート車。6本が製造され、7000系と共通運用が組まれ、東武東上線や西武池袋線にも直通した。制御装置は第1、2編成は三菱製、第3~6編成は日立製となっている。なお、副都心線のホームドアに07系の扉位置が合わないことから、日立の4編成は2006年度に東西線に移籍、有楽町線からは撤退した。三菱の2編成は、しばらくの間有楽町線和光検車区で休車となっていたが、2008年夏に東西線転属改造を受け、東西線に転属した。運用は05系と共通運用で、JR中央総武緩行線、東葉高速鉄道にも直通している。三菱の2編成については、登場後すぐに1回目のソフト変更が、東西線転属時に2回目のソフト変更が行われており、非同期音が変わっている。2017年からB修と呼ばれる更新工事が行われ、足回りが16000系4次車以降と共通の三菱製制御装置+PMSMに換装されている。
走行音動画のページに07系の車窓動画があります。

三菱(ソフト1回目変更後)(消滅)
07 902 普通 新線池袋 朝霞台→和光市 90km/h '07.3.16録音
音(YouTube) 5:17 CM-S330
三菱車の有楽町線時代の走行音です。新線池袋行きの車内放送が懐かしいです。非同期音は東芝車である05系第19~24編成や06系に近いです。東西線転属時に2回目のソフト変更が行われ、02系三菱車とほぼ同じ非同期音になりました。現在はB修が行われ、16000系と共通の足回りとなっています。

日立(消滅)
07 905 各駅停車 三鷹 高円寺→三鷹 95km/h '17.2.13録音
音(YouTube) 10:32 SP-TFB-2
日立車の走行音です。非同期音は02系・03系や9000系日立車と同様、非常に高い音が鳴るタイプですが、02系などより音量が大きいです。三菱車は2回にわたりソフト変更が行われていますが、日立車は行われませんでした。現在は日立車全編成がB修を終え、このタイプは消滅しました。

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08系 東京メトロ08系
VVVF(IGBT)・165KW
製造初年:平成15(2003)年

 半蔵門線水天宮前~押上間開業、東武伊勢崎線・日光線直通に対する運用増に対応して製造された4扉ロングシート車。乗り入れ先の東急田園都市線では最高速度110km/hの性能が要求されることと、東武伊勢崎線でも優等列車を中心に使用されることが決まっていたため、足回りの設計思想はそれまでの0系列とはかなり異なるものとなった。それまでの205KW、4M6T編成、歯車比1:7.79から165KW、5M5T、歯車比1:6.21となり、特に高速域の走行性能に重点を置いた設計となった。この足回りは同時期に増備された新05系にも採用された。現在、10両固定編成が6本在籍し、8000系と共通運用が組まれている。
走行音動画のページに08系の車窓動画があります。

登場時
08 203 各停 長津田 鷺沼→田奈 100km/h '12.1.12録音
音(YouTube) 12:46 SP-TFB-2
制御装置は三菱製。非同期音は7000系(160KW/三菱2レベル)と同じ。登場時は、ブレーキ緩解音が目立ちにくい、静かなものでした。

緩解音変更後
08 203 各停 中央林間 鷺沼→長津田 90km/h '15.12.23録音
音(YouTube) 17:02 SP-TFB-2
2014年頃から、ブレーキ緩解音が10000系や16000系などと同じタイプのものに変わっています。

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